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TVがすぐ観られるアイ・オー新アプリ「REC-ON App」。検索性UP、続きから再生
2018年9月19日 11:00
アイ・オー・データ機器は、TVチューナ用のスマホ/タブレット視聴アプリをリニューアル。番組再生や録画予約がまとめて行なえる「REC-ON App」を19日に無償提供開始した。
同社のTVチューナ「REC-ON」や「テレキング」などに提供していた、スマホ用視聴アプリ「テレプレ」の機能を強化。「今すぐテレビを観たい」「動きが重い」といったテレプレユーザーの声を踏まえ、チューナを呼び出したり放送画面の表示速度などの動作を高速化、ユーザーインターフェイス(UI)も刷新した。
さらに、番組表アプリの「テレリモ」の機能をREC-ON Appに統合。従来のテレプレとテレリモのアプリ遷移を無くし、テレビ視聴や録画予約、番組再生の各操作をまとめて行なえるようにした。
テレプレをアップデートすると、REC-ON Appになる。テレプレを削除してREC-ON Appをダウンロードする必要は無い。
REC-ON Appの対応チューナは、「HVTR-BCTX3」、「EX-BCTX2」、HDDレコーダの「HVTR-T3HDシリーズ」、テレキング「GV-NTX2」、「GV-NTX1」。
新デザインのホームメニュー画面は、アプリ起動後すぐに視聴・再生したい番組が選べるようになった。メインカラーは従来の白から黒基調に変更。夜、寝る前にテレビを観たい時も眩しくならないようにした。
設定は、新たに追加されたサイドメニューから行なえる。
REC-ON Appはメニューの横画面表示に対応。テレプレはメニューの横画面表示ができず、番組選択と視聴・再生のたびにスマホの向きを持ち替える必要があったが、これを改善した。
縦画面でテレビを視る時は、画面上部に視聴画面、下部に今観ている放送局で次に放送する番組リストを表示。チャンネル切替は視聴画面をフリック操作して行なう。下部の番組リストから録画予約できる。
録画番組を縦画面で再生している時は、画面下部に関連する録画番組をリスト表示。見終わって録画リストに戻り、次の番組を探す手間を省く。
録画番組の再生時は、シークバー上にチャプターポイント(白点)を表示。CMを飛ばして見たい時など、シークバーを見ながらスキップボタンを押すことで正確なスキップ操作を可能にする。
番組リストは見たい番組を検索しやすくした。ソート機能は、4つの並び順(日付順・番組名順・録画時間順・録画容量順)が選べるようになり、例えばHDDレコーダの容量を増やしたい時に、録画容量順でソートして番組ファイルサイズの大きいものから消す、といった使い方ができる。
閲覧性の向上も図った。スクロールバーを改良して、リスト画面を高速スクロールできるようになったほか、各番組の左側に「ステータスサークル」を追加。番組の放送日時や、番組名の頭文字を自動で表示し、色分けする。これにより高速スクロール時の視認性を高めている。
録画番組をどこまで観たか、目安を表示する「レジュームバー」を追加。REC-ON Appで再生した番組のみ、レジュームの情報を確認できる。この情報はアプリ毎に記憶するため、複数台のスマホから同じ番組を観ても、ユーザー毎に異なるレジューム情報を保持できる。
番組表のデータをキャッシュして、表示にかかる時間を短縮。テレプレではアプリ画面を番組表に切り替える度に都度取得していたが、これを改善した。録画予約時の動作も、録画したい番組をタップして、番組情報画面の時計アイコンをタップする2つの操作だけで完了するようにした。
対応機種は、iOS 10.3〜11.4.1を搭載したiPhoneやiPad、Android 5.0〜8.1とCPU Dual Core(1.2GHz以上)を搭載したスマートフォン/タブレット。マルチウィンドウ表示に対応しているAndroid端末であれば、1台のスマホでテレビ画面とブラウザなどの同時表示が可能。AmazonタブレットのFire HD シリーズも利用できる。
今回のアップデート後も、「テレリモ」の番組表・録画予約操作などは継続して利用できるが、テレビ視聴や録画再生はできなくなる。
また、REC-ON AppはWindowsパソコンには非対応。Windowsパソコンでは、引き続き「テレプレ」と「テレリモ」を使用する。