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パナソニック、BS4K放送対応のCATV用セットトップボックス

パナソニックは、12月からスタートする新4K衛星放送に対応したCATV用セットトップボックス(STB)を発表した。HDD非搭載モデル「TZ-LT1000BW」と2TB HDD搭載モデル「TZ-HT3000BW」の2機種をラインナップ。TZ-LT1000BWを11月、TZ-HT3000BWを'19年1月よりケーブルテレビ事業者向けに発売する。価格はオープンプライス。

新4K衛星放送チューナーを搭載した「TZ-LT1000BW」

新4K衛星放送は、トランスモジュレーション方式に加え、パススルー方式での受信に対応。従来のBS放送も、パススルー方式での受信が可能。今後開始予定の高度ケーブル自主放送にも対応する。

新4K衛星放送に対応した1チューナーを含むトリプルチューナー仕様。内蔵HDD(HT3000BWのみ)や外付けUSB HDDに2番組を録画しながら、さらに別の番組が視聴できる。4倍、7倍の長時間録画にも対応。外出先で録画番組が視聴できる「リモート視聴」やモバイル機器への番組ダビング「番組持ち出し」のほか、DLNAサーバー/クライアント機能を搭載する。

これまで使っていたSTBで録画した番組が、新しいSTBでも視聴できる「STB置換えダビング」機能を新たに搭載。個別選択、もしくは全番組選択して、新しいSTBへ録画番組のダビングを行なう。後日ソフトウェアダウンロードによる対応を予定。

無線LANは、IEEE 802.11acに対応。LAN端子も搭載しており、ネット経由でアクトビア4K、みるプラス4K等各種映像配信サービスやWebブラウザなどが楽しめる。Hybridcastにも対応する。

HDMI出力×1、光デジタル音声出力×1、録画用HDD接続のためのUSB端子などを備える。消費電力はLT1000BWが約17W、HT3000BWが約21W。外形寸法は両モデル共に、360×264×59mm(幅×奥行き×高さ)。重量はLT1000BWが約2.3kg、HT3000BWが約3.1kg。