10cmユニット付きの鳥形バックロードホーンスピーカーキット「チュウサギ」

共立電子産業 共立プロダクツ事業所は、自作スピーカーキット「鳥形バックロードホーンキット 炭山アキラモデル『チュウサギ』」を6日より発売する。価格は37,800円/1本(税込)。型番はKP-BSP009。

鳥形バックロードホーンキット 炭山アキラモデル「チュウサギ」(KP-BSP009)

鳥形(スワン形)のバックロードホーンスピーカーの組み立てキットで、評論家の炭山アキラ氏が設計・監修。板材は15mm厚のMDFでカット済み。必要なパーツを木工用ボンドとプラスドライバーで組み立てる構成となっており、通常のバックロードホーン型スピーカーと比較して場所を取らないサイズとしている。

付属のスピーカーユニットは、共立オリジナルのパイオニア製10cmダブルボイスコイルユニット「DVC-1000」。

スピーカーユニット部の前面と背面

付属のダブルボイスコイルユニット「DVC-1000」

DVC-1000のボイスコイルあたりのインピーダンスは6Ωで、2個ずつある＋端子と－端子の接続の仕方によってインピーダンスを変えられる。最低共振周波数は155Hz、定格周波数範囲はf0～15kHz(-10dB)。一次側、二次側ボイスコイル直列接続時の出力音圧レベルは89.5dB。最大入力は20W＋20W。ユニットの重量は826g。

組み立て時の外形寸法は、300×380×1,000mm(幅×奥行き×高さ)。なお、ステレオ再生にはチュウサギが2本必要。

背面