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第2世代テスラ技術搭載「AK T5p 2nd Generation」。AK×beyerコラボが進化
2018年10月5日 10:00
Astell&Kernとbeyerdynamicは、コラボヘッドフォンの新製品として、第2世代のテスラテクノロジーを搭載した密閉型「AK T5p 2nd Generation」を発表した。日本ではアユートが販売。世界限定1,000台となっており、グローバルプライスは1,100ドルだが、「日本での発売日/価格は決定次第案内する」という。
Astell&Kernとbeyerdynamicのコラボヘッドフォン「T5p」の次世代モデル。リングマグネット内に、1テスラ(1万ガウス)を超える強力な磁束密度を生み出し、従来のヘッドフォンの2倍以上の能率を実現するという、Beyerdynamic独自の「テスラテクノロジー」を進化させた。
これにより、「高い再現力をドライバーユニットにもたらし、すべての帯域において更なる高解像度再生、そして正確な低音域再生を提供する」という。高域周波数帯のレゾナンスの抑制も実現。バッフルデザインの最適化や、素材も見直し、共振を抑制した。
インピーダンスは32Ωで、スマートフォンとの組み合わせも想定。再生周波数帯域は5~50kHz。音圧レベルは102dB。
イヤーパッドとヘッドバンドには、肌触りに優れた合成皮革を採用。形状記憶タイプのフォームクッションで、しなやかなフィッティングも実現。製品は、ドイツ工場で手作業で作られる。
ケーブルは高純度無酸素銅の7N OCC銅線で、4N純銀をコーティングしたハイブリット構造。着脱可能で、入力端子が2.5mm 4極のバランスケーブルが付属。入力端子を、3.5mm/3極のアンバランスへと変換するケーブルと、標準プラグとステレオミニの変換プラグも付属する。ケーブルを省いた重量は340g。