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テレビ朝日「IoTvセンター」設立。ネット同時配信やAI、ロボット活用

テレビ朝日は、動画配信やVR/AR、AI、ロボットなど、インターネットに関わる課題に対応する新組織「インターネット・オブ・テレビジョンセンター」(IoTvセンター)を11月1日付けで社内に設立する。

5GやIoT社会の到来に合わせて、「既存の放送という概念のみに固執せず、インターネット技術を取り込み、視聴者・消費者とアドバタイザーのニーズに応えるべき」との考えに基づいて設立。これまで社内の複数プロジェクトチームで対応してきたインターネットに関わる課題について、関連部局の横断的な連携を促し、全体戦略や計画の構築と、その進捗を管理。「新しい時代のテレビ局」への進化を目指すという。

具体的には「動画配信ビジネスの全体戦略の構築」、「ネット同時配信に関する課題の整理」、「VR/AR、AI、ロボット等の先端技術を利活用したコンテンツビジネスの開発」などに取り組む予定。

同センターの統括は、早河洋会長兼CEOが務める。また、報道局担当、総合編成局担当補佐の篠塚浩取締役も担当役員に就任する。