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オンキヨー、42,000円のフルサイズ入門プリメインアンプ
2018年10月17日 15:34
オンキヨー&パイオニアは、単品フルサイズコンポの入門機に位置するオンキヨーブランドのプリメインアンプ「A-9110」を10月下旬より発売する。価格は42,000円。
エントリークラスながら、豊かな音楽性を追求。入念なサウンドチューニングを施し、スピーカー出力を1系統とすることで、リレー回路によるスイッチングロスを排除。アンプ部からの出力をスピーカーに直結させることで、滑らかな高域と自然で広がりのある音場を実現し、音源の持つ魅力を音楽性豊かに再現するという。
音質を左右するキーパーツには、ハイグレード品を投入。電源部はカスタム設計の大容量ブロックコンデンサー(8,200μF)を2基、電源トランスには大型のEIトランス、カップリングコンデンサーにはニチコン製Fine Goldを採用。
最大出力は75W×2ch(4Ω)で、定格出力は50W×2ch(4Ω)。
底面振動によるノイズ対策に、1.6mm厚の鋼板シャーシを採用。剛性の確保と特定周波数の共振によるカラーレーションの排除、機械的および電磁的干渉を抑制。ボーカルやストリングスの消え行く余韻や空間の拡がりなどの微細な音声信号や楽器の細かなニュアンスも、不要共振によるノイズに埋もれることなく再現するという。
低音増強技術「Phase Matching Bass Boost」を搭載。夜間にボリュームを絞って聴く際にも、聴感上、不足しがちな低域と高域を増強してくれる。一般的なラウドネスと違い、豊かで滑らかな低域とクリアな中高域の両立を特徴とする。
トーンコントロールやPhase Matching Bass Boost回路を経由しないダイレクトモードも搭載する。
アナログレコードが楽しめる高性能フォノイコライザー(MMカートリッジ対応)を搭載。アンプ内蔵サブウーファーの接続もできるサブウーファープリアウトを用意する。
周波数特性は10Hz~100kHz、SN比は103dBで、PHONO時は78dB。入力はRCAステレオ×4とPHONO×1。RCAステレオ、ヘッドフォン、サブウーファープリアウト出力も各1系統装備する。スピーカー端子は1系統で、適応インピーダンスは4~16Ω。
外形寸法は435×330×129mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7kg。リモコンが付属する。