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TikTokがAWAのプレーヤーに。DA PUMPや倖田來未など2.5万曲も利用可能

ショートビデオアプリの「TikTok」と、定額制音楽ストリーミングサービスのAWAが業務提携。11月初旬に、TikTokをプレーヤーとし、AWAの配信音楽が楽しめるようにするなど、両サービスの機能面での連携を強化する。

連携強化として、AWAに登録しているユーザーは、Standardプランに登録している場合、TikTok(ティックトック)上で音楽をフル再生でき、TikTokを音楽プレーヤーとして使えるようになる。ただし、Freeプランの場合は、30秒~90秒再生に制限される。

AWA内にTikTokへのシェア導線を追加。よりシームレスに両サービスの利用が可能になる。TikTokアプリ内には、公式AWAチャンネルを開設。TikTokユーザーにおすすめ楽曲をリコメンドするほか、TikTokユーザー向けのAWA有料プラン優待キャンペーンも実施する。

両社は今後、新人アーティストの発掘・オーディションや、オリジナル楽曲の制作、共同プロモーション・キャンペーンなど、多角的な事業展開を予定している。

TikTokは15秒のショートムービーを投稿・配信する動画プラットフォームで、日本国内での月間再生回数は130億回を超える。TikTokで、大人気となった「#め組のひと」などの動画と共に使用されている楽曲が多くのユーザーに認知され、人気に火がつくなど、音楽業界からの注目が高まっている。

10月19日には、エイベックスと包括的楽曲ライセンスで提携。エイベックスが保有する、DA PUMP、倖田來未などの楽曲2万5,000曲が、TikTokの動画撮影時に利用できるようになる。楽曲は随時追加し、年内で利用可能楽曲数500万曲を目指している。