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ゲーム配信のOPENREC.tv、1080/60p対応で遅延約0.8秒の「超低遅延モード」

サイバーエージェント子会社のCyberZが展開する、ゲーム動画配信プラットフォームのOPENREC.tv(オープンレックティーヴィー)は12日、1080/60pの高画質に対応し、業界最高水準という最小で0コンマ秒台の低遅延を実現する「超低遅延モード」の正式版をリリースした。このモードは、月額540円のプレミアム会員のみ利用できる。

ゲーム配信では遅延の低減が求められることから、OPENREC.tvでは2017年11月に超低遅延モードのβ版を提供開始。改良を重ね、さらに視聴の安定性と低遅延を実現。正式版としてリリースするに至ったという。

OPENREC.tvが測定した遅延は、配信にWindows 10 64bitのPCで、OBS Studio 21.1.2を使用、視聴にWindows 10 64bitのPCと、Google Chrome 70.0.3538.110を使った場合で、0.833秒だったという。

超低遅延モード正式版は、iOSアプリ、Androidアプリ、Chrome、Firefoxに対応。非対応ブラウザで視聴した場合は、β版で提供されていたものと同品質の安定性・配信ラグでの視聴となる。超低遅延モードβ版を使用していたユーザーは、正式版の利用にあたって追加設定は不要。配信する際は、超低遅延モードを選択する。

正式版のリリースを記念して、新規プレミアム会員30日無料キャンペーンも実施する。期間は2018年12月12日~19日まで。

20181212 OPENREC.tv 超低遅延 正式版リリース