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リトルプラネット映像や色調整もできる編集ソフト「VideoStudio 2019」

コーレルは、ビデオ編集ソフト最新版「VideoStudio 2019」シリーズを19日にダウンロード販売開始した。基本的な機能を備えた通常版「VideoStudio 2019」の価格は8,600円。360度ビデオ編集などを強化した「VideoStudio Pro 2019」(12,800円)と、Proにカラーグレーディング機能や追加プラグインもセットした「VideoStudio Ultimate 2019」(16,800円)も用意する。

VideoStudio Pro 2019(左)、VideoStudio Ultimate 2019(右)

パッケージは4月発売で、価格はダウンロード版と共通。アップグレード版やアカデミック版も用意する。対応OSはいずれもWindows 7/8/10 64bit版。

VideoStudio 2019の画面

VideoStudio 2019は、4K映像を含む動画や、ストップモーション・アニメーションなどの機能をサポート。CUDAのようなGPUによるハードウェア支援を切り替えて、4K編集/再生の高速化に対応。ビデオ編集のショートカットを新しくするとともに、ワークフローも強化した。

新機能のカスタムトランジションでは、シーン間の反転やズーム、回転、急移動などのシームレス・トランジションが利用可能。トランジションのテンプレートから選び、好みに合わせて調整できる。

画面とWebカメラの映像を同時に録画し、チュートリアルビデオのような映像を作れるMultiCam Capture Liteをサポート。MultiCam Editorで編集してPinP(ピクチャーインピクチャー)効果など様々なオプションが使える。

テキストとモーション、グラフィックを使ったタイトル編集機能も備え、Ultimate版では3Dタイトルエディタでテクスチャや照明、モーションなどをコントロールできるよう機能強化した。

テキストマスクの編集画面

Ultimate版とPro版では360度ビデオ編集機能を強化しており、小さな地球の上に立っているかのようなリトルプラネット映像を作成することもできる。

リトルプラネット映像の作成画面

Ultimate版は、Pro版の全機能に加えて、カラーグレーディング機能を搭載。HSL調整やトーンカーブ、ルックアップテーブル(LUT)プロファイルなどを使い、映像の色調整が行なえる。

Ultimate版はカラーグレーディングに対応

新しいキーフレームベースのコントロールで画面分割レイアウトを作り、複数の映像を同時に表示できる機能や、テキストマスクを含むビデオマスククリエーターも搭載。「NewBlue Video Essentials V」や「proDAD」などの追加プラグインも導入されている。

画面分割レイアウトを作り、複数の映像を同時に表示

    VideoStudio 2019シリーズの価格
  • VideoStudio 2019 通常版:8,600円
  • VideoStudio Pro 2019 通常版:12,800円
  • VideoStudio Pro 2019 アップグレード版:6,980円
  • VideoStudio Ultimate 2019 通常版:16,800円
  • VideoStudio Ultimate 2019 アップグレード版:12,800円
  • VideoStudio Suite 2019 通常版(ダウンロードのみ):25,000円