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360度動画編集やレンズ補正対応の「VideoStudio 2018」

 コーレルは、ビデオ編集ソフト最新版「VideoStudio 2018」シリーズを発表した。2月14日にダウンロード販売を開始し、基本的な機能を厳選したスタンダード版「VideoStudio 2018」の価格は4,250円。360度ビデオ編集に対応する「VideoStudio Pro 2018」(6,400円)と、Proにプレミアムエフェクトや3Dタイトルエディタなどを追加した「VideoStudio Ultimate 2018」(8,400円)も用意する。

VideoStudio Ultimate 2018

 パッケージ版は3月16日発売で、価格はスタンダード版が4,980円、Proが7,400円、Ultimateが9,900円。アップグレード版も用意する。対応OSはいずれも、Windows 7/8.1/10で、64bit版利用を推奨している。

VideoStudio 2018(左)、VideoStudio Pro 2018(右)

 VideoStudio 2018は、新しい直感的なUIを採用して素早く簡単に動画編集できるとする。

新しい直感的なUIを採用

 新たに画面分割ビデオ、レンズ補正ツール、パン&ズームの各機能を追加。画面分割ビデオでは、複数のビデオストリームを1画面に同時に表示でき、ドラッグ&ドロップの操作で印象的なプロモーションビデオ風に仕上げられるとする。さらにUltimate版には、画面分割ビデオテンプレートクリエーターを用意し、独自の画面分割レイアウトが作れる。

画面分割ビデオ

 レンズ補正ツールは、広角カメラやアクションカメラの動画から歪みを取り除ける。パン&ズームには新たなコントロールを追加し、アクションにズームしたりシーン全体をパンできる。カスタムモーションパス全体でビデオに視覚的なパンとズーム効果を適用できる。

レンズ補正ツールの利用イメージ
パン&ズームでビデオに任意のパンとズーム効果を適用可能

 Ultimate版とPro版では、360度ビデオ編集機能を強化しており、サポートする360度カメラのフォーマットを拡張。ソフトにインポートするだけですぐに編集を開始できるとする。

Ultimate/Proは360度ビデオ編集機能でサポートする360度カメラのフォーマットを拡張

 Ultimate版は、Pro版の全機能に加えて、モーショングラフィックや3Dタイトルなどを作成できる3Dタイトルエディタ、100種類を超えるアニメテンプレートなどを用意する「NewBlue Titler Pro 5」、400種類のビデオオーバーレイからトランジションなどを選んで適用できる「proDAD」も利用可能。

 VideoStudio Ultimate 2018に、Blu-ray/DVD再生ソフト「WinDVD Pro 12」と写真編集/グラフィックデザインソフト「PaintShop Pro 2018」をバンドルした「VideoStudio Suite 2018」も登場。14日にダウンロード販売開始し、価格は12,430円、パッケージ版は3月16日発売で14,800円。対応OSはWindows 7/8.1/10(64bit版推奨)。

VideoStudio Suite 2018