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FX-AUDIO-、2,480円の“業界最安級”USBノイズフィルター「PGN II」

ノースフラットジャパンは、パソコンとUSB機器の間に接続してノイズを低減するというFX-AUDIO-ブランドのUSBスタビライザー「PGN II」を6日から発売する。価格は2,480円。カラーはブラック。USBバスパワーまたはセルフパワーで動作する。

PGN II

「低コストながら(ノイズ低減の)効果を体感できる」という、“業界最安クラス”を謳うUSBスタビライザー。USB 2.0対応のUSB入力端子(Type B)と、USB出力端子(Type A)を備える。

USBシグナルライン専用に、TDK「ACM2012」タイプの超高速差動信号ライン用コモンモードフィルタを採用し、波形コモンモードEMIを抑制。低ジッター化によるホスト-接続機器間の通信安定性向上を実現するという。

前面(上)と背面(下)

「ノイズ実測による効果的なパーツ選定」を行なったとしており、外部電源ラインには超低ESR・高リプル耐性の日本ケミコン製導電性高分子アルミ固体電解コンデンサを採用。高周波対策には通常のフェライトビーズではなく、オーディオのノイズ対策で定評のある日立金属製ファインメットビーズと銅リードを採用し、電圧低下を最小に留めながらも最大限の効果を発揮するという。

PGN IIへの電力供給方法は、バスパワーと、付属のUSB to DC5V電源ケーブルを使ったセルフパワー(外部電源供給)に対応。フロントのスイッチで切り替える。ノイズフィルター機構は多段階構成で、電力供給方式によって段数が異なり、バスパワー時は2段階、セルフパワー時は3段階となる。「ノイズ発生源の多いパソコンよりクリーンな供給電源の選択肢が広がり、さらなるUSB電源品質の向上が狙える」とする。

上級者向けの高度なオプション設定として、内部基板のジャンパスイッチでGND結合/分離を切り替えられるようにした。PCなどのホスト機器とUSB機器のグランドを分離し、各機器間のノイズ干渉を極力少なく設定できるという。

外形寸法66×85×27mm(幅×奥行き×高さ)、重量130g。スポンジ足(4個)を同梱する。

内部基板