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Amazon、8,980円の6型「新Kindle」。前面ライトで明るさ調整も

Amazonは、フロントライトを搭載した6型の電子書籍端末「新Kindle」を発表。3月20日より予約受付を開始、出荷は4月10日を予定している。価格は8,980円(税込)。カラーはブラックとホワイトの2色。ストレージは4GB。

6型の新Kindle(ブラック)

6型/167ppiのE Ink電子ペーパーを採用。光の反射を抑えており、一度の充電で数週間使用できるというバッテリーを搭載する。フロントライトで明るさの調節が可能になり、様々な場所で読書に没頭できるという。静電容量方式のタッチパネルに対応する。

薄く軽いデザインを継承し、長時間の読書でも片手で持ちやすいように設計。内蔵ストレージに数千冊の書籍を保存可能(一般的な電子書籍の容量を想定。マンガを除く)としている。世界のベストセラーやマンガ、雑誌など販売されている約700万のKindle電子書籍から検索して購入できる。

新Kindle(ホワイト)
光の反射を抑えたディスプレイを採用
数千冊をストレージに保存可能

本を読み終えると、自動的にライブラリ内で「読了」マークがつき、KindleやFireタブレット、iOS/Android端末に対応する無料のKindleアプリなどの端末と同期可能。数回のタップで、既に読んだ本と読んでいない本をフィルタリングできる。

昨年導入した新たなホーム画面では、「Kindle Unlimited」(120万冊読み放題/月額980円)やPrime Reading(数百冊読み放題/プライム会員向け)などのサービスで読んだ本を含む読書履歴に基づき、新刊やベストセラーなどの中から次の書籍を提案する。

作品に関する特典や豆知識などの情報を閲覧することも可能。この機能は随時アップデートされ、無線LAN経由で利用できる。このアップデートは、新Kindle以外にも、第6世代のKindle Paperwhite(2013年発売)以降の全モデルに対応予定。

従来モデルからの継承機能として、読み終わった最後のページやブックマーク、注釈を同期する「Whispersync」や、本の概要を簡単に把握できる「X-Ray」、洋書(英語)の英単語を調べられる「Word Wise」、辞書機能で調べた単語を参照できる「単語帳」、辞書機能をX-RayやWikipediaと連動できる「Smart Lookup」などを利用できる。

別売カバーも用意。薄く、端末にフィットするというファブリック素材で、価格は3,380円(税込)。カラーバリエーションはチャコールブラック、サンドストーンホワイト、コバルトブルー、パンチレッドを用意。

別売カバーの装着例