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「ベスト・キッド」35周年でUHD BD化。初公開の振り返りインタビューも

公開から35周年を迎えた映画「ベスト・キッド」が6月5日にUltra HD Blu-ray化。「ベスト・キッド 35周年アニバーサリー・エディション 4K ULTRA HD&ブルーレイセット」としてリリースされる。2枚組で価格は4,743円。発売元・販売元はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。

ベスト・キッド 35周年アニバーサリー・エディション 4K ULTRA HD&ブルーレイセット
(C)1984 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

ベスト・キッド(原題:THE KARATE KID)は1984年にアメリカで製作。不良グループに“カラテ”で立ち向かう少年の戦いを描いた。ノリユキ・パット・モリタ演じる達人ミヤギによる「ワックスかける、ワックスとる」などのユニークな練習法も話題となった。

(C)1984 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

35周年アニバーサリー・エディションはUHD BDとBD両方に本編127分と約12分の特典を収録。UHD BDとBDで特典内容は異なり、BDは2010年発売のものと同じディスク。UHD BDの音声は英語がDolby Atmos、日本語がドルビーデジタル5.1ch。

UHD BDには初収録の特典として、ダニエル役のラルフ・マッチオ、ジョニー役のウイリアム・ザブカ、クリーズ役のマーティン・コーヴが1984年撮影時を振り返るインタビューを収める。オーディションや撮影時のエピソードや好きなシーンなどを振りつつ、いじめられていた普通の少年が空手を習得し強くなる現代でも不変のテーマや色褪せない作品の魅力について語っている。そのほか、オリジナル予告編を収録。

初公開のインタビューを収録(C)1984 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

BDにはBlu-Pop ピクチャー・イン・ピクチャー(対応機器で再生可能)や、「ベスト・キッド」流 第1部、「ベスト・キッド」流 第2部、カラテの極意、東洋と西洋の調和:作曲家 ビル・コンティ、盆栽のある暮らし、予告編集を収める。キャストとスタッフによるコメンタリーも収録。

UHD BD収録の初公開インタビュー
ラルフ・マッチオ、ウィリアム・ザブカ、マーティン・コーヴによる
「ベスト・キッド」回想録より

ダニエル役/ラルフ・マッチオ
「オーディションに参加できて興奮したよ。皆で台本を読み即興で演技したんだ。僕は役のイメージにピッタリだったんだろうね。この役をやれるなら急いでカラテの訓練を受けようと思ったよ。脚本が面白いんだ。ミヤギは型破りな方法で若きダニエルに武術を指導し、同時に人生の教訓も与える。この教えは今も役立っている。家庭と仕事のバランスを取ったり、日々の試練を乗り越えたりするのにね。」
ジョニー役/ウイリアム・ザブカ
「ジョニーは黒帯で不良グループのリーダーだ。自分と違う役柄に魅了された。でも、この役を射止める可能性は低いと思ってた。本作のテーマは いじめ。どの時代もいじめはある。だから本作は共感を呼ぶ。他にもよそ者であること大人になること、師弟関係などをしっかり描いたから今も人の心に響くんだ。」
クリーズ役/マーティン・コーヴ
「まさに完璧な脚本だよ『カサブランカ』や『捜索者』などの名作に匹敵する。35年経つ今も“ワックスかけて” “情けは捨てろ”。これほど皆に愛されるとは思わなかったね」

「ベスト・キッド」あらすじ

カリフォルニアに引っ越して来たダニエルは、不良グループコブラ会に付け狙われ、怪我だらけの毎日。そんな彼にカラテの達人ミヤギがコーチを引き受ける。

決着の場は2カ月後の少年カラテ選手権大会。しかし練習メニューはワックスがけや、ペンキ塗りといった雑用ばかり。こんな毎日で本当に強くなれるの?

(C)1984 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.