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恐竜に乗ったヒトラーやジョブズが登場!? 「アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲」7月公開
2019年5月17日 14:41
恐竜に乗ったヒトラーやビンラディン、スティーブ・ジョブズらが人類に総攻撃を開始するという異色の映画「アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲」が、7月12日にTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開される。配給はツイン。
月の裏側にナチスが秘密基地を建設し、人類を侵略するという設定で話題となった2012年公開の映画「アイアン・スカイ」の続編。前作はファンから1億円のカンパが集まり映画製作にこぎつけ、その設定だけでなく、ブラックユーモアあふれる内容と迫力のバトルシーンにも注目が集まった。
新作では1.5億円がクラウドファンディングで集まり、完成。人類は月面ナチスとの戦いに勝利するも、核戦争で自滅し、地球は荒廃。それから30年後の世界を舞台に、新たな物語が展開する。
公開された予告篇には、恐竜に乗ったヒトラーや、ビンラディン、サッチャー、チンギス・ハーン、ローマ法王、さらにスティーブ・ジョブズも登場。ナレーションは中尾隆聖氏が担当している。なお、作品の字幕翻訳は前作同様、デザイナーでライターの高橋ヨシキ氏が担当する。
あらすじ
2018年、人類は月面ナチスの侵略に勝利するも、自ら引き起こした核戦争で地球が荒廃してしまった。それから30年後、人々はナチスが建設していた月面基地で生き延びていた。
しかし、月面基地のエネルギーは限界に達し絶滅の危機に瀕していた。人々が苦しむ姿に機関士のオビは胸を痛めていた。ある日、地球から宇宙船が月に飛来。そこにはロシア人の乗組員のほか、死んだはずの月面ナチス総統ウォルフガング・コーツフライシュが密かに同乗しており、月面基地に忍び込むのだった。何の企みか、ウォルフガングはオビに人類を救う手段を打ち明ける。
地球の深部には未開の世界が広がっており、そのエネルギー源を集約する“聖杯”を持ち帰れば人類は救われるというのだ。
未曾有の危機に瀕している人類を救うため、オビは仲間たちとともに“ロスト・ワールド”に向けて旅立つ。しかし、そこはナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が君臨する世界だった。ヤツらは人類絶滅を企て、恐竜とともに地底から攻めてくるッ!!