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エレコム、充電ケースまで超小型な完全ワイヤレスイヤフォン

エレコムは、完全ワイヤレスイヤフォンの新モデルとして、片側4gと軽量なイヤフォンに、コンパクトな充電用ケースをセットにした「LBT-TWS03」を8月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6,980円前後。カラーはブラックとホワイトを用意する。

LBT-TWS03

イヤフォン部分は「LBT-TWS03」と同じだが、充電ケースがワイヤレス充電の「Qi」に対応したラインナップ「LBT-TWS03Q」も発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,980円前後。Qiの充電台は付属しない。

「PINK PINK PINK」シリーズのモデルは「LBT-TWSP3PN」

また、ピンク系が好きな女性向けの「PINK PINK PINK」シリーズのモデルとしても、同様の完全ワイヤレスイヤフォンをラインナップする。品番は「LBT-TWSP3PN」で、カラーはビビッドピンク、ローズピンクの2色。カラー以外は前述の「LBT-TWS03」と同じ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,280円前後。このモデルはワイヤレス充電には対応しない。

3機種共通の特徴として、片側4gと軽量なイヤフォンを採用。筐体から棒状に伸びた部分にアンテナ部品を内蔵するなどして、接続安定性を高めている。

筐体のノズル先端にドライバーを配置する「Direct Contact Mount」構造を採用。濁りや歪みのない、鮮明なサウンドを楽しめるという。ドライバーは6mm径のダイナミック型「Micro ETEMドライバー」で、小型ながら力強く、ワイドレンジかつクリアな再生が可能という。振動板には薄さ5ミクロンのPETフィルムを採用。レスポンスの良い再生音を追求している。

充電ケースはコンパクト

充電ケースは45×36×39mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトで、重量は38g。ワイヤレス充電対応モデルのみ、39gとなる。

右がワイヤレス充電対応モデルの充電ケースだが、サイズは同じ

充電ケースから取り出すと、左右イヤフォンが自動的に接続されるオートペアリング機能を搭載。スマホとの接続も、初期登録後はイヤフォンをケースから取り出すだけで自動ペアリングできる。イヤフォンは1回の充電で約2時間の連続再生が可能。ケースに収納すると、約2回分の充電ができる。

BluetoothのコーデックはSBCのみ対応。プロファイルはA2DP、AVRCP、HFPをサポートする。マルチポイント接続には非対応。ペアリング相手の最大登録可能台数は8台。

音を聴いてみる

イヤフォン部分もそうだが、充電ケースまで非常にコンパクトで軽量なのが特徴だ。イヤフォンはマグネットで吸い付くようにケースに収納でき、ケースの蓋も小気味良い音と共にシッカリ閉まるので、開閉していると気持ちがいい。

ノズルの先端に6mmのダイナミック型ユニットを搭載しているが、再生音もその構造が効いており、クリアな音が楽しめる。振動板は大口径とは言えないが、筐体が小さく、耳の奥まですんなり挿入できるため、密着度がアップし、中低域の量感もアップ。全体として、小型筐体からは想像できないほどワイドレンジなサウンドが楽しめる。小さく、価格もリーズナブルだが、侮れない実力派だ。