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「アイリッシュマン」がNetflix配信前に劇場公開。「アースクエイクバード」含む6作

Netflixは、2019年秋以降に国内の一部劇場で上映されるNetflix製作の映画6作品を発表。ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ主演の11月15日公開「アイリッシュマン」や、アリシア・ヴィキャンデル主演の11月8日公開「アースクエイクバード」などをラインナップする。

アイリッシュマン

Netflixが製作する映画が、Netflix配信に先駆けて劇場上映。アカデミー賞ノミネート対象のティモテ・シャラメとジョエル・エドガートン主演のデヴィッド・ミショッドに監督/脚本「キング」が10月25日より一部劇場で公開されているほか、11月8日以降も順次上映が開始される。

【劇場公開、Netflix配信開始日】
「キング」劇場公開:10月25日(金)、Netflix配信︓11月1日(金)
「アースクエイクバード」劇場公開︓11月8日(金)、Netflix配信︓11月15日(金)
「アイリッシュマン」劇場公開︓11月15日(金)、Netflix配信︓11月27日(水)
「失くした体」劇場公開︓11月22日(金)、Netflix配信︓11月29日(金)
「マリッジ・ストーリー」劇場公開︓11月29日(金)、Netflix配信︓12月6日(金)
「2人のローマ教皇」劇場公開︓12月13日(金)、Netflix配信︓12月20日(金)

キング

未来の英国王でありながら王室の一員としての暮らしを拒み、何年もの間、民衆に混じって自由気ままに生きてきた王子ハル (ティモテ・シャラメ)。しかし、国王であった父の死後、ヘンリー5世として王位を継承した彼に突き付けられるのは、これまで避けていた現実。

親友の年老いたアルコール依存症の騎士、ジョン・フォルスタッフ (ジョエル・エドガートン) との関係や過去のしがらみに悩みながらも、父から宮廷政治を引き継いだ若き王が、戦争と混乱の時代にたくましく成長していく姿を描く。

キング

監督︓ デヴィッド・ミショッド
脚本︓ デヴィッド・ミショッド、ジョエル・エドガートン
出演︓ ティモテ・シャラメ、ジョエル・エドガートン、ショーン・ハリス、
リリー=ローズ・デップ/ロバート・パティンソン、ベン・メンデルソーン
11月1日(金)よりNetflixで独占配信、10月25日(金)より一部劇場で公開

「キング」予告編

アースクエイクバード

東京で働くイギリス人女性に、友人の殺人容疑がかけられる。そこには、日本人カメラマンとの恋、そして友人との三角関係が複雑に絡み合うのだった……。異国で暮らす女性の揺れ動く心理を繊細な描写で描いたサスペンス・ミステリー。

アカデミー賞女優アリシア・ヴィキャンデル主演。原作は日本在住経験のあるイギリス人作家スザンナ・ ジョーンズによる同名ミステリー小説。製作総指揮リドリー・スコット、監督・脚本「アリスのままで」のウォッシュ・ウェストモアランド。小林直己(EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS)の初ハリウッド作品出演作。

アースクエイクバード

監督︓ ウォッシュ・ウェストモアランド
脚本︓ ウォッシュ・ウェストモアランド
(原作︓スザンナ・ ジョーンズ著作「The Earthquake Bird」)
出演︓ アリシア・ヴィキャンデル、ライリー・キーオ、小林直己、祐真キキ、ジャック・ヒューストン
11月15日(金)よりNetflixで独占配信、11月8日(金)より一部劇場で公開

「アースクエイクバード」予告編

アイリッシュマン

元軍人のフランク・シーランは、20世紀、悪名高い人物たちの傍らで動いていた暗殺者。数十年が描き出される本作品では、彼の視点から第⼆次世界大戦後のアメリカ裏社会が語られる。

組織犯罪に関わり陪審員買収の罪で有罪判決を受けたボス、全米最強の労働組合委員長ジミー・ホッファの謎に包まれた失踪事件が描かれると共に、内部事情、主導権争い、政権とのつながりといった闇の面にも焦点が当たる。

マーティン・スコセッシが監督を務める「アイリッシュマン」には、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシらが出演。

監督︓ マーティン・スコセッシ
脚本︓ スティーヴン・ザイリアン
(原作︓チャールズ・ブラント著作「I Heard You Paint Houses」)
出演︓ ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ
11月27日(水)よりNetflixで独占配信、11月15日(金)より一部劇場で公開

「アイリッシュマン」予告編

失くした体

パリの街をさまよう、切断された男の子の手。その手が何かに触れるたび、温かな子ども時代の思い出と、淡い恋心がよみがえる。

第72回カンヌ国際映画祭や第43回アヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリW受賞した注目作品。原作は、フランス映画「アメリ」の脚本を担当しアカデミー賞にノミネートされた、ギョーム・ローランの小説「Happy Hand」。短編映画監督作が数々の映画祭で高い評価を獲得してきた、ジェレミー・クラパンが本作でついに長編初監督を果たす。

失くした体

監督︓ ジェレミー・クラパン
脚本︓ ジェレミー・クラパン、ギョーム・ローラン
(原作︓ギョーム・ローラン著作「Happy Hand」)
制作プロダクション︓
シーラム・アニメーション・プロダクション
11月29日(金)よりNetflixで独占配信、11月22日(金)より一部劇場で公開

「失くした体」予告編

マリッジ・ストーリー

女優のニコール (スカーレット・ヨハンソン) とその夫で監督兼脚本家のチャーリー (アダム・ドライバー) の、結婚生活への葛藤と離婚に向けた心情を描くヒューマンドラマ。

うまく行かずにすれ違う2人は円満な協議離婚を望んでいたが、これまで閉じ込めてきた互いに対する積年の憤りが露わになって衝突、離婚弁護士を雇って争うことに。すれ違ってしまった2人が選ぶ結論に注目。

マリッジ・ストーリー

監督︓ ノア・バームバック
脚本︓ ノア・バームバック
出演︓ スカーレット・ヨハンソン、アダム・ドライバー、ローラ・ダーン
12月6日(金)よりNetflixで独占配信、11月29日(金)より一部劇場で公開

「マリッジ・ストーリー」予告編

2人のローマ教皇

「シティ・オブ・ゴッド」でアカデミー賞にノミネートされたフェルナンド・メイレレスがメガホンをとり、アカデミー賞に三度ノミネートされたアンソニー・マクカーテンの脚本で贈る。2000年にわたるキリスト教史おける、歴史的転換点の裏側に迫る。2012年、カトリック教会の方針に不満を抱くベルゴリオ枢機卿 (ジョナサン・プライス) は、ベネディクト教皇(アンソニー・ホプキンス) に辞任を申し入れる。

ところが、スキャンダルに直面し自信を失っていたベネディクト教皇は、ベルゴリオの辞任を許可せずローマに呼びつける。考え方のまったく異なる2人が、世界に10億人以上の信徒を擁するカトリック教会の未来を築くため、互いの過去を振り返りながら理解し合っていく姿を描く。実話に基づく物語。

2人のローマ教皇

監督︓ フェルナンド・メイレレス
脚本︓ アンソニー・マクカーテン
出演︓ アンソニー・ホプキンス、ジョナサン・プライス、フアン・ミヌヒン
配信表記︓ 「2人のローマ教皇」
12月20日(金)よりNetflixで独占配信、12月13日(金)より一部劇場で公開

「2人のローマ教皇」予告編