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スコセッシ監督「アイリッシュマン」NYで初披露。再タッグのデ・ニーロが完成に喜び
2019年10月7日 07:30
ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシら豪華俳優が共演したNetflix オリジナル映画「アイリッシュマン」。11月27日の全世界同時配信開始を前に、第57回ニューヨーク映画祭のオープニング作品として世界初披露。レッドカーペットセレモニーに、キャスト陣がマーティン・スコセッシ監督とともに登場した。
全米トラック運転組合のリーダー:ジミー・ホッファの失踪、殺人に関与した容疑をかけられた実在の凄腕ヒットマン:フランク“The Irishman”・シーランの半生を映画化。第2次世界大戦後の混沌としたアメリカ裏社会を舞台に無法者たちの壮絶な生き様を描く。アメリカでは11月1日より劇場公開も決まっている。
レッドカーペットに登場したマーティン・スコセッシ監督は、「とてもワクワクしているよ。46年前、ここで「ミーン・ストリート」のプレミアをしたんだ」と、かつてデ・ニーロやカイテルとタッグを組んだ作品のプレミアを懐かしみながら、初上映への期待を高める。
スコセッシ監督とは22年ぶり9度目のタッグとなるロバート・デ・ニーロは「皆でこの映画を完成できて嬉しかった。マーティンが撮りたいようにこの映画を撮れたのは、資金的にもサポートしてくれるNetflixがいたからだ。幸運だったよ」と作品の完成に喜びを見せた。
デ・ニーロと14年ぶり4度目の共演となるアル・パチーノは「何年か前に台本読みをやったんだけど、その時に全員が勢ぞろいしてとても楽しかったね」と撮影前からオスカー俳優が集結した本作のチームワークの良さを語る。
プレミア上映終了後には、上映時間209分というスコセッシ監督渾身の超大作の完成度の高さに、鑑賞した評論家やメディアから絶賛が巻き起こったという。