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レオンのリュック・ベッソン監督が描く“最強ヒロイン”新作「ANNA/アナ」
2020年3月25日 10:56
リュック・ベッソン監督が「ニキータ」、「レオン」、「LUCY/ルーシー」に続いて“最強のヒロイン”を描く、映画「ANNA/アナ」が5月8日から全国公開される。その美貌とスタイルを活かし、様々な“顔”で敵を欺き、任務を遂行する最強の殺し屋・アナの姿をとらえた、新たな写真が解禁された。配給はキノフィルムズ/木下グループ。
1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋、アナ。美しきファッションモデルやコールガールなどの複数の顔を持つ彼女の使命は、国家にとって危険な人物を次々と消し去ること。その明晰な頭脳とトップクラスの身体能力を駆使して、アナは国家間の争いを左右する一流の暗殺者への進化を遂げる。
そんな中、アメリカCIAの巧妙な罠にはめられ、捜査官レナードから驚愕の取引を迫られる……。最大の危機を前にしたアナは、さらなる覚醒を果たし、世界の命運を握る二大組織KGBとCIAの脅威へと化していく。
主人公のアナ役は、シャネル、ディオール、ヴァレンチノなどのハイブランドのモデルを務めたロシア出身のスーパーモデル、サッシャ・ルス。“5分で40人を倒す”壮絶なファイティングシーンも見事に完遂したという。
殺し屋としてアナを育てたKGBの上司オルガ役には、「クィーン」でアカデミー賞を受賞したヘレン・ミレン、アナを支える同胞アレクセイ役には「ワイルド・スピード ICE BREAK」のルーク・エヴァンス、CIA捜査官レナード役には「ダークナイト」のキリアン・マーフィ、ソ連不良時代のアナの彼役に「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」のアレクサンドル・ペトロフが起用されている。
解禁された写真には、人形の売り子、コールガール、ファッションモデルなど、様々な“顔”で敵を欺き、任務を遂行するアナの姿が切り取られている。サッシャの衣装だけで約50着が用意され、衣装デザインのオリヴィエ・ベリオは「アナのルックスは常に変わり続けているから、ほんの5分前には存在していなかった新しい殺し屋を常に作り続けなければならなかった。一つ一つのペルソナがアナであることには変わりないが、前に見たものとは微妙に違っている」とこだわりを語っている。
また、髪型にも複数のパターンが存在し、リュック・ベッソンが生みだした歴代ヒロインの面影も垣間見える。黒髪ボブスタイルは「レオン」のマチルダ、鮮やかなオレンジ色の髪は「フィフス・エレメント」のリールー、少しウェーブのかかったブロンドのショートヘアは「LUCY/ルーシー」を彷彿とさせる。