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IFA 2020、一般公開はせずメディアなど招待客のみのイベントとして開催へ

IFAのエグゼクティブディレクター、イエンズ・ハイテッカー氏

現地時間の9月3日~5日に、ドイツで開催予定の国際コンシューマエレクトロニクス展示会「IFA 2020」について、オンラインではなくリアルイベントとして開催する事が決定。ただし、コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、参加者の人数を厳しく制限。1日あたりの参加者が1,000人を超えないようにし、イベントの一般公開は行なわず、招待のみのイベントとして開催するという。

通常4月に開催されるグローバルプレスカンファレンスは、9月に開催。50カ国以上から、約800人のジャーナリストをベルリンに招待。各ブランドやメーカーは、ジャーナリストに最新の製品やデバイスを紹介できるという。

基調講演や各社の記者会見も実施するが、現地のスタッフは人数を抑え、ステージとメディアの座席エリアの両方で、「最高の衛生基準が確実に守られる」という。

IFAのエグゼクティブディレクター、イエンズ・ハイテッカー氏は、バーチャルイベントとしなかった理由について「(バーチャルイベントには)IFAベルリンのようなイベントを非常に有用なものとしている、即時性のある体験や、人と人とのつながりという面が欠けている」と語っている。

なお、今年のオープニング基調講演は、Qualcommのクリスティアーノ・アモン社長が担当する。

また、IFAの体験の一部は、「バーチャルIFA」として、仮想空間で体験できるようにもするという。