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芦田愛菜、6年ぶり主演映画「星の子」特報解禁。両親役は永瀬正敏&原田知世
2020年7月21日 08:15
女優の芦田愛菜が6年ぶりに主演する10月全国公開の実写映画「星の子」の特報と場面写真が公開された。あわせて、芦田の両親役を永瀬正敏、原田知世を演じることも明かされた。
「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子の同名小説を、「日日是好日」、「MOTHER マザー」の大森立嗣監督・脚本で映像化。主人公の少女ちひろを演じる芦田にとっては’14年公開の「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」以来の主演実写作品となる。配給は東京テアトル、ヨアケ。
芦田演じるちひろは、両親から愛情たっぷりに育てられたが、その両親は病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。中学3年になったちひろは、一目惚れした新任のイケメン先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、彼女の心を大きく揺さぶる事件が起きる――。
ちひろを育て、“あやしい宗教”を信じる両親役は、ともに’83年にスクリーンデビューを果たした永瀬と原田が演じる。夫婦役としての共演は’06年公開の「紙屋悦子の青春」以来14年ぶり2回目。解禁された場面写真では、家族3人が肩を寄せ合う仲睦まじい様子や、緑のジャージを着た原田が幼少期のちひろを救ったと信じる“水”を頭に被るシーンが確認できる。
父役を演じた永瀬は「信じる事の“純粋さ”と、ある意味“狂気”を家族と言うかけがえのないものの中でどう表現していくのか? 大森立嗣監督の真っ向からのチャレンジを芦田愛菜さん、原田知世さん方と共に、旅出来た事はとても光栄でした」とコメント。
母役を演じた原田も「赤ちゃんのちひろ、小学生のちひろ、そして、中学生になったちひろ。成長していく娘との一つ一つのシーンを演じていく中で、愛おしさが溢れ、同じ思いで娘を見つめる父、永瀬正敏さんの穏やかな温もりに支えられながら、ラストシーンを迎えることが出来ました」と撮影を振り返った。