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日本コロムビア、スマホの音を増幅する「インテリア蓄音器」
2020年8月18日 09:30
日本コロムビアは、木目調の仕上げで朝顔ラッパ型の「インテリア蓄音器 TOG-1242」を発売した。創立110周年を迎える日本コロムビアが、明治43年(1910年)の創立当初(日本蓄音器商会 当時)に発売した、国産第1号蓄音器「ニッポノホン35号」をベースに再現したもの。ただし蓄音器としての機能は無く、スマホを筐体に設置すると、スマホのスピーカーから再生される音がメガホンと同様の効果で増幅されるものとなる。価格は13,676円。
ラッパの構造でスマホの音を増幅しているため、電池などは不要。「スマートフォンの画面を観ながら、 スマートフォン単体で聴くよりも心地よいラッパ型蓄音器のような味わいのある音に」なるという。
外形寸法は約145×210×315mm(幅×奥行き×高さ)と、本物の蓄音機と比べるとコンパクト。重量は約1kg。SP盤風レコードやアーム、ロゴなど、細部に「ニッポノホン35号」を思い出させるデザインが施されている。
材質は、本体がMDF板とABS樹脂など。ラッパ部分は銅・亜鉛合金。対応するスマホは、iPhone SE、7、8、8 Plus、X、Xs、11など。保護ケースを外した状態で、幅80mm以下、厚み10mm以下、下部に内蔵スピーカーを備えたものが利用できる。