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藤井王位・棋聖&羽生九段が初参戦、将棋バトル「ABEMAトーナメント」

「第4回ABEMAトーナメント」
(C)AbemaTV,Inc.

ABEMAは、「将棋チャンネル」において将棋界の早指し王を決めるオリジナル対局番組「第4回ABEMAトーナメント」の開催を決定。開催決定に伴い、レジェンド棋士14人によるドラフト会議の模様を3月27日19時より配信する。

「第4回ABEMAトーナメント」は、'20年4月に配信した第3弾に続く対局企画第4弾。優勝賞金1,000万円をかけて、ドラフト会議を経て決定したチームによる団体戦で争う。第3弾では、将棋界初のドラフトの末、決定した全12チームによる戦いが5カ月にわたり繰り広げられた。

今回、リーダーとして初参戦となる藤井王位・棋聖、羽生九段、菅井八段、斎藤(慎)八段の4人と、渡辺名人(棋王・王将)、豊島竜王(叡王)、永瀬王座、佐藤(康)九段、三浦九段、木村九段、佐藤(天)九段、広瀬八段、糸谷八段、稲葉八段ら、計14人の棋士がリーダーを務める。

3人1組を1チームとし、計15チームを5つのリーグに分けて争う、チーム総当たり戦。15チーム目にはドラフト会議後に行なわれる、大会出場権をかけたエントリートーナメントで勝ち抜いた上位3人が選ばれる。本戦トーナメントに進出できるのはリーグ内の上位2チーム。5勝勝ち抜けとし、対局毎にオーダー会議を実施し、対局者を決める。

対局のルールは前回同様、羽生善治九段の着想から作られた"AbemaTVルール"。AbemaTVルールでは持ち時間5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算、持ち時間が切れると負けとなるフィッシャールールを採用。1対局約30分と初心者でも楽しみやすいスピーディーな展開が見所となる。

将棋連盟会長・佐藤康光九段は「今回さらにグレードアップしての開催となります。熱い戦いにご期待ください」とコメントしている。

佐藤康光九段
(C)AbemaTV,Inc.

配信に先駆け、10日より「ドラフト予想キャンペーン」を実施。キャンペーンでは、後日発表される特設サイトにおいて、各リーダーが率いるチームのメンバーを予想し、チームメンバーを当てた人の中から抽選で15人(1チーム1人)に、各チームのサイン色紙をプレゼント。更に全15チーム全メンバーを全て当てた"ピタリ賞"には「日本将棋連盟1日会長になれる権利」をプレゼントする。