ニュース
主演・林原めぐみ、「月とライカと吸血姫」'21年TVアニメ化
2021年3月17日 12:00
小学館「ガガガ文庫」にて刊行されている「月とライカと吸血姫(ノスフェラトゥ)」のTVアニメ化が2021年に決定。架空の超大国間の宇宙開発競争の最中、有人飛行実験のために連れられた吸血鬼の少女と、ある理由から宇宙飛行士候補を落第した青年の二人が、共に宇宙を目指していく物語。宇宙飛行の実験体となる主人公の吸血鬼の少女、イリナ・ルミネスクを林原めぐみ、彼女を訓練する青年、レフ・レプスを内山昂輝が演じる。
その他のキャスト、スタッフ情報、ティザービジュアル、ティザーPVも公開された。さらに、3月27日に開催される「AnimeJapan 2021」では、キャスト登壇ステージの配信も決定している。
監督は横山彰利、シリーズ構成は牧野圭祐、キャラクターデザインは加藤裕美、美術監督は金子雄司、制作はアルボアニメーション。その他のキャストは、ミハイル・ヤシンを日野聡、ローザ・プレヴィツカヤを小松未可子、アーニャ・シモニャンを木野日菜が演じる。
あらすじ
人類史上初の宇宙飛行士は、吸血鬼の少女だった――
世界大戦の終結後、世界を二分する超大国、東のツィルニトラ共和国連邦、西のアーナック連合王国は、その領土的野心を宇宙 へと向けた。両国は熾烈な開発競争を繰り広げ、そして今――
東歴1960年。共和国連邦最高指導者ゲルギエフは、成功すれば人類初の快挙となる有人宇宙飛行計画『ミェチタ(夢)計画』を発令する。そんな折、宇宙飛行士候補生の補欠、レフ・レプスは、ある極秘任務を命じられる。
『ノスフェラトゥ計画』――有人飛行に先立つ実験として吸血鬼を飛ばす計画――その実験体、イリナ・ルミネスクを24時間監視し、訓練で鍛えろというのだ。レフとイリナ、人間と吸血鬼、監視役と実験体――種族の壁や国家のエゴに翻弄されながらも、宇宙への純粋な想いを共有し、2人は共に宇宙を目指すこととなる。