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アップル、「探す」アプリを周辺機器メーカーに開放。他社イヤフォンも探せる
2021年4月8日 17:40
Appleは8日、新しい「探す」アプリケーションを公開した。同じApple IDに紐付いたApple製品の位置を探せるほか、このネットワークを周辺機器メーカーにも開放。対応アクセサリが、来週以降BelkinやChipolo、VanMoofなどから発売予定。
「探す」アプリケーションは、紛失したり盗難に遭ったAppleデバイスを探せるアプリ。iPhone、iPad、iPod touch、Macの内蔵アプリとして提供されており、対応デバイスの現在位置を地図上で特定したり、デバイスのサウンドを鳴らして見つける、デバイスを紛失モードに切り替えてロックする、といった使い方が可能。
新たに、「探す」ネットワーク対応アクセサリプログラム(The Find My Network Accessory Program)を開始し、Made for iPhone(MFi)の一環として、既存製品や新製品をAppleの探索ネットワーク対応として開発・販売可能になる。
認証された製品は「探す」アプリケーションに新設された項目タブ(アイテム)に追加される。対応製品には、「Works with Apple Find My」バッジが付与される。
最初の「探す」対応製品は、VanMoofの電動自転車「S3」と「X3」、Belkinの「SOUNDFORM Freedom True Wireless Earbuds」、Chipoloの「ONE Spot アイテムファインダー」。自転車を停めた場所、イヤフォンを置き忘れたジム内の場所、バックパックの置き場所などを特定可能になる。
また、チップセット製造メーカーに向けて今春後半にリリース予定のドラフト仕様を発表。同仕様に基づくことにより、U1チップを搭載するAppleデバイスに組み込まれた超広帯域無線(UWB)テクノロジーを利用できるようになる。