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「Clubhouse」がAndroid対応。英語圏から順次地域拡大

音声SNS「Clubhouse」はアメリカ現地時間の5月9日、Android版アプリ(ベータ版)の提供を米国で開始した。英語圏を対象に提供地域を拡大し、順次、残りの地域に展開する。

米Alpha Explorationが提供するClubhouseは、音声だけでやりとりするSNS。これまでは「コミュニティを急速に拡大させすぎると、いろいろなものが崩れてしまう」として、iOSだけにアプリが提供され、招待制が採用されていた。

現在も招待制とウェイティングリスト制が採用されており、参加するには既存ユーザーから招待を受ける必要がある。

同社はAndroid版リリースを告知するブログのなかで「提供地域を拡げる前に、今後数週間でコミュニティからフィードバックを集め、問題を解消しながら、支払い機能やクラブ作成といった機能も追加していく計画だ」と説明している。

今後は、夏に向けてバックエンドの強化を進めながらオープン化に取り組むとともに、iOSのウェイティングリストから数百万人の受け入れ、言語サポートの拡大、アクセシビリティ機能の追加などにも着手する方針。