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パイオニア、サウンド事業統括グループ新設。“音”の技術・知見を集約

パイオニアは8月1日付で組織変更を行ない、「サウンド事業統括グループ」と「SaaS Technology Center」を新設。音を活用したビジネスの拡大などを目指す。

「サウンド事業統括グループ」の新設は、同社の祖業であるサウンドビジネスの拡大を目的としたもの。モビリティプロダクトカンパニー内にパイオニアグループの「音」に関する技術や知見を集約した「サウンド事業統括グループ」を新設することで、事業部、グループ会社ごとに分散していた技術やリソースを集約し、「音を活用したビジネスの拡大を目指す」という。

新設した「SaaS Technology Center」は、モビリティ領域におけるさまざまな課題を“モノ”と“コト”を掛け合わせたソリューションで解決する“SaaS ビジネス”を強力かつ迅速に推進する。

そのために、サービス・データ活用基盤の内製開発化を実現。サービス開発、データサイエンスに関わるリソースを集約することで、「アジャイルなサービス開発体制を構築し、高品質かつ迅速なサービス提供を実現する」としている。岩田和宏執行役員 CTOが、SaaS Technology Center長に着任する。