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等身大“大魔神”登場、「妖怪大戦争 ガーディアンズ」公開迫る

映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」8月13日公開
(C)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

8月13日より公開される映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」。上映に先駆け、勝負運のご利益のある神田明神において、ヒットと東京の安寧の願いを込めた公開直前イベントが10日に開催。主演の寺田心をはじめ、杉咲花、猪股怜生、三池崇史監督が浴衣姿で登壇し、劇中に登場する大魔神の等身大(9.8m)バルーンも披露された。

1968年からの三部作と、2005年には平成版が公開された「妖怪大戦争」。それを令和の新たな時代と共にスケールアップさせたのが「妖怪大戦争 ガーディアンズ」。数奇な運命に導かれ世界の存亡をかけた戦いに挑む主人公・渡辺ケイを寺田心が演じる。ケイを取り巻く妖怪役に、杉咲花、大沢たかお、大森南朋、安藤サクラ、大倉孝二、三浦貴大、大島優子、赤楚衛二、SUMIRE、岡村隆史、遠藤憲一、石橋蓮司、HIKAKINなどキャスト陣が集結。監督は2005年版に引き続き、三池崇史。脚本は渡辺雄介が務める。

神田明神は、平将門を祭る神社。劇中で、将門に関係した"ある事"が起こりそうになり、妖怪たちはそれを防ぐために、伝説の大魔神を復活させようとする。やがて大魔神の復活には、伝説の妖怪ハンター・渡辺綱の子孫が必要であることがわかり、主人公の渡辺ケイとダイの兄弟が大活躍することになる。

イベントにて、映画の名場面を再現。ケイとダイがそろって「令和の日本に、復活せよ、大魔神!!」と声をかけると、背後に構えていたバルーンがみるみるうちに膨らんでいき、夜の境内にライトアップされた巨大な大魔神の姿が。1966年に公開された映画の大魔神の身長が4.5mだったのに対し、およそ2倍の9.8mで登場した大魔神。この等身大サイズのド迫力にキャスト陣も感嘆の声を上げた。

『妖怪大戦争 ガーディアンズ』本予告【8月13日(金)公開】

作品の見どころについて三池監督は、「妖怪は直接語り掛けるわけではないけど、人間に対して『そろそろ考え方を変えないとダメなんじゃない?』ということを教えてくれる。そうした妖怪のメッセージを受け取っていただけたら」と、今だからこそ観るべき重要性について語った。さらに、55年ぶりにスクリーンに復活した大魔神について「この時代が、大魔神の存在そのものを呼び寄せたんだと思います」とコメント。

さらに、「物語上は、妖怪たちがこれまでと変わりなく過ごすために、大魔神に助けてもらおうとするのですが、やっぱり今人間にとって、もう一度大魔神の力をお借りするという時が来ている、そういう運命なんだと思います。55年ぶりに映画のために復活させたと思われがちだけど、実は大魔神そのものの力が、我々の映画に現れたというのが正直なところですね」と、大魔神復活の真相を語った。

映画について語る三池崇史監督
(C)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ