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オーテク、ハイエンドスピーカーケーブル。導線と端子を六角カシメで圧接

スピーカーケーブル「AT-SC1000」

オーディオテクニカは、ハイエンドシリーズ「Audio-Technica Excellence」の新製品として、スピーカーケーブル「AT-SC1000」を11月12日より発売する。価格は、2mで264,000円、2.5mで297,000円、3mで330,000円、4mで396,000円、5mで462,000円。3m以上は受注生産となる。

Yラグとバナナプラグの組み合わせが選べる4つの仕様をラインナップしている。

7N-Class D.U.C.C.とHYPER OFCのハイブリッド導体を採用。高解像度かつワイドレンジな音を導き、究極のナチュラルサウンドを実現するという。ケーブルは外来ノイズを抑制する、4芯スターカッド構造。

新開発のプラグでは、導線と端子の接続方法として六角カシメを採用。導線と端子を高圧力で押しつぶすことで接触面積を最大化させ、接触抵抗を低減。接続部が空気に触れにくく、導線の経年劣化も抑制できる。3トン以上の力を加えられるプレス機械と、その操作技能をもった職人の手で加工されるという。

ケーブル構造

比誘電率と誘電正接が低く、絶縁体として最高クラスの電気特性を誇るフッ素樹脂テープを採用。信号エネルギーのロスを最小化でき、また導体に直接スパイラル巻きしており、機械的ストレスを低減している。内部被覆にはエラストマー制振材を採用。

4つの仕様をラインナップ