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NHK、ネット接続テレビで視聴調査。関東で22日から

NHKは、インターネットに接続されているテレビを対象に、総合テレビおよびEテレの視聴状況を調査する実験を11月22日より実施する。視聴中のチャンネル情報や番組の視聴時刻の情報等を取得することで、視聴の分析や編成の検討、番組制作の改善に活かす狙い。調査地域は関東地方の1都6県で、期間は11月22日12時から12月20日12時まで。

実験で取得する情報は、視聴中のチャンネル情報・番組の視聴時刻の情報(NHK総合とEテレ)、同一受信機を一意に識別するためにNHKのサーバーが発行するID、視聴者情報の送信設定(送信する/送信しない)の状態、IPアドレス、受信機に設定されている郵便番号、HTTPリクエストヘッダーに含まれるユーザーエージェント情報、アクセス時刻、受信機製品情報。

情報の取扱いについては「視聴者情報自体に特定の個人を識別することのできる情報は含まれておらず、また、他の情報と容易に照合することにより特定の個人を識別することができない状態で管理する」という。

対象は、インターネットに接続されているテレビで、ワンセグ放送やNHKプラスは対象に含まれない。ただし、フルセグ搭載のデータ放送に対応したスマートフォン・PCやインターネットに接続された録画機器は対象となる。

具体的な情報の取得については、上述の対象地域および期間中、インターネットに接続したテレビで、NHK総合テレビやEテレにチャンネルを合わせると、画面には表示されない透明なスクリーンのデータ放送画面が起動。この透明スクリーンの起動中、ならびにデータ放送のトップ画面および一部データ放送コンテンツ起動中、インターネットを経由して視聴者情報が送信される仕組みとなる。なお、技術上の制約等の理由により、一部テレビについては、視聴者情報の取得を行なわない。

なお期間中は、視聴情報が送信される初期設定となっているが、手動で送信停止することも可能。その場合は、テレビリモコンのdボタンを押してデータ放送画面を表示し、トップ画面にあるメニュー一覧から「視聴調査実験」のボタンを選択。ここで視聴者情報の送信状態が確認でき、“現在の状態は視聴者情報を「送信する」です”と表示されている場合は、「送信しない」を選択し決定ボタンを押すと、“現在の状態は視聴者情報を「送信しない」です”と表示され、視聴者情報の送信は停止される。

実験の詳細についてはホームページを参照のこと。