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“富士山に一番近いシネコン”「イオンシネマ富士宮」リニューアル。富士山モチーフの内装
2025年7月14日 18:00
イオンエンターテイメントは、“富士山に一番近いシネマコンプレックス”を謳う「イオンシネマ富士宮」を、7月18日にリニューアルオープンする。リニューアルにより、自動ゲートによるチケットレス入場や、飲食売店のセルフオーダー・モバイルオーダーなどを導入する。
富士山のふもとに位置し、今年で開業15周年を迎えたイオンシネマ富士宮は、劇場があるイオンモール富士宮の改装にあわせてリニューアルされる。新劇場のテーマは「訪れるたびに、心が満たされる映画館」で、「地元住民にとって富士山のような、日常の風景でありながら“心のよりどころ”として存在する劇場を目指す」という。
劇場所在地は劇場所在地は静岡県富士宮市浅間町1-8 イオンモール富士宮3F。全6スクリーンを構える。同社によれば、富士山山頂を起点とした距離で、富士山から一番近いシネマコンプレックスとのこと。
ロビーフロアには木材を多用して落ち着きのある空間を演出。富士山の五合目を想定したという、雄大でスタイリッシュな壁面デザインで来場者を迎える。スクリーンに向かうコリドール(通路)にも、富士山をモチーフにした内装デザインを採用し、「山頂を目指すような非日常に入り込むイメージを膨らませてくれる」としている。
あわせて、劇場運営の一部を自動化することで、業務オペレーションの効率化と顧客満足度向上を実現するDXの取り組みも実施。飲食売店には、タッチパネル端末でオーダーと決済ができるセルフオーダーと、自身のスマートフォンでオーダーから決済まで完結できるモバイルオーダーを導入。待ち時間少なくスムーズに購入できる。売店はテイクアウトでも利用可能。
オンラインチケット予約購入システム「e席リザーブ」を利用する人を対象に、自動ゲートにおるチケットレス入場も導入。発券の手間を省き、混雑を避けてスムーズに入場できる。そのほか、グッズ売り場も刷新し、明るく見やすくしたとのこと。
イオンエンターテイメントは「地域のお客さまとの一層のコミュニケーション強化を図るため」に、劇場ロビーフロアのリニューアルに着手しており、2025年3月には大阪府守口市の「イオンシネマ大日」のロビーにアメリカン・ポップ調のフォトジェニックなダイニングスペースをオープンした。
今回のイオンシネマ富士宮に続いて、「イオンシネマ広島」(広島県広島市)や「イオンシネマ江別」(北海道江別市)などで、それぞれ異なる個性を持って地域に愛される映画館を目指し、複数劇場のリニューアルを行なっていく。