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JINS、スマートグラスをかけるだけでバ美肉できるアプリ「VTUNER」

ジンズは、スマートグラス「JINS MEME」を使って簡単にアバター動画を作成できる、iOS向けリアルタイムAR合成アプリ「VTUNER」を提供開始した。利用料金は無料。

JINS MEMEは、鼻当て部分に搭載する3点式眼電位センサーや6軸モーションセンサー(3軸加速度センサー、3軸ジャイロセンサー)から得た情報を、専用アプリが独自のアルゴリズムでBODY(カラダ)、MIND(ココロ)、BRAIN(集中)の状態を可視化し、ケア方法を提案するアイウエア。ラインナップは全6型12種で、価格は19,800円から。

VTUNERは、10月のJINS MEME新世代機の発売に合わせてスタートした、実験的なサービス開発にチャレンジするプロジェクト「JINS MEME LAB」のプロジェクト第1弾。エンターテイメント領域への拡張を目指し、iOS専用のリアルタイムAR合成アプリとして開発した。このアプリにより、「JINS MEMEをかけるだけで誰もが簡単にアバターをコントロールし動画を生成できる」としている。

JINS MEMEのセンサーが着用者の上半身や視線の動き、まばたきの様子を捉えて、アバターに反映し、AR合成されたアバター動画を生成する。モーションキャプチャーがカメラ機能に依存しないという特長を活かし、例えばスマホのアウトカメラで撮影している風景に、リアルタイムでアバターを登場させることもできる。

撮影に必要なものはJINS MEMEとVTUNERをダウンロードしたスマホのみ。それ以外の機材を持ち運ぶ必要がないため、屋内/屋外での撮影も気軽に行えるとしている。

ほかにも、アバターの表情や上半身の動作を選択するアクションボタン、撮影背景の選択機能、テロップ挿入の編集機能、好みのアバターデータをアプリにインポートする機能などを実装。録画した動画は、そのままスマホに保存されるため、SNSの投稿や友人への共有も簡単に行える。

背景選択
アクションボタン
アバターのインポート

2Dまたは3Dのアバターを使って活動しているVTuberは、ここ3年で10倍以上誕生しているという。特殊機材などの先行投資が不要で、直感的にアバターをコントロールできるVTUNERは、初めてアバター動画を作る人も、既にアバター動画で楽しんいる人も気軽に遊べるとしている。

なお、VTUNERはJINS MEMEを持っていなくても機能制限付きで利用できる。