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FiiO「M17」「UTWS5」アップデート。充電無効化やヒアスルー機能など
2022年4月1日 19:00
エミライは、FiiOブランドのデジタルオーディオプレーヤー「M17」と、完全ワイヤレスBluetoothレシーバーアンプ「UTWS5」のファームウェアをアップデート。M17では、バッテリーの充電を無効化する機能が追加されるなど、使い勝手がアップする。
最新バージョンは、M17が「FW1.0.3」、UTWS5「FW1.4」で、どちらも無償でアップデートできる。M17に関しては、FiiO Musicのデータベースの変更を伴うため、アップデート後にFiiO Musicのデータベースのリセットと曲の再スキャンが必要となる。
M17用ファームウェア「FW1.0.3」更新内容
- バッテリーの充電を無効化する機能を追加(「設定」-「電池」から有効化できる)
- ジェスチャーナビゲーション使用時にナビゲーションバーを非表示にする機能を追加(「設定」-「グローバル」-「システムナビゲーション」-「ジェスチャーナビゲーション」から有効化できる)
- アンビエントライトとノブインジケーターを同期させる設定を追加(「設定」-「ディスプレイ」-「アンビエントライト同期設定」から有効化できます)
- ドロップダウンメニューに音量調整モードのショートカットアイコンを追加
- マルチファンクションボタンの設定に新しいオプションを追加(ロック画面/起動)
- パワータイマーのオプションを追加
- DSD変換モードをONする際のポップアップウィンドウに「再表示しない」オプションを追加
- USB2.0ポートで排他的USBオーディオアクセスモードをオフにした場合、出力がエラーになる問題を修正
- Bluetooth送信モードで音楽を再生するとホワイトノイズが聞こえる場合がある不具合を修正
- その他軽微なバグを修正しパフォーマンスを向上
UTWS5用ファームウェア「FW1.4」 更新内容
UTWS5のファームウェアアップデートはFiiO Control(またはFiiO Music)から実施できる。アップデートの際には、2つのイヤーフックを同時にスマートフォンに接続する必要がある。2つのイヤーフックは1回の操作で同時にアップデートされる。
- ヒアスルーモードを追加
ヘッドホンを外さなくても、会話や、道路を走る車の音、地下鉄の到着案内などを簡単に聞くことができるようになる。FiiO Controlアプリからゲイン調整も可能 - ゲームモードを追加
ONにするとBluetooth伝送処理における低遅延性を大幅に向上。FiiOラボのテストによると、aptX Adaptiveでは約27%、aptXでは約41%の遅延(レイテンシー)改善 - LHDC Bluetoothコーデック(ベータ版)を追加
LDACと同様の性能を持つ高音質Bluetoothオーディオコーデック技術。最大96kHz/24bitの音声伝送に対応 - その他の軽微なバグを修正しパフォーマンスを向上