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伊Pathos、真空管採用の純A級アンプ「InPol2Mk2」

InPol2Mk2

タイムロードは、Pathosの純A級ステレオプリメインアンプ「InPol2Mk2」を4月18日に発売する。価格は190万円(税別)で受注生産。オプション10万円(税別)でデジタルボードを追加する事も可能。

完全バランス動作の純A級増幅回路にデュアルモノラル構成を採用。「音楽性の重要さを再提起する色彩感豊かな有機的な再生を行なう」というプリメインアンプ。

筐体には、暖かみのある無垢のパドック材とアルミ材を採用。ブランド名をあしらったアルミ押し出し材のヒートシンクや、真空管裏面の鏡面仕上げなど、「イタリアの職人芸による唯一無二な拘りの外観デザイン」になっているという。

Pathos独自の純A級増幅InPolテクノロジーの最新回路「バランスドインポール回路」を搭載し、バイアス電流を大きく設定して高出力を実現。「数値を超えたマッシブな低音による豊かな再生が可能」という。

InPolテクノロジーにより波形のプラスマイナスの繋ぎ目のクロスオーバー歪を排除。有機的な音色の中高域、独特な魅力の空間表現を実現したとする。

真空管は「ECC88」×4を使用。スピーカー出力は75W/ch(4Ω)、45W/ch(8Ω)。SN比は97dB以上。アナログ入力は、XLRバランス×2、RCAアンバランス×4、XLRバランスプリアウト×1。デジタルボードをオプションで追加すると、デジタル入力も搭載可能。

外形寸法は420×555×205mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は35kg。