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ジャズ漫画「BLUE GIANT」アニメ映画化。’23年2月17日公開
2022年6月22日 12:00
(C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
(C)2013 石塚真一／小学館
シリーズ累計840万部突破のジャズ漫画「BLUE GIANT」がアニメ映画化。2023年2月17日に公開決定した。合わせてスタッフ情報とティザービジュアルが公開された。
原作は、実写映画化もされた「岳」などの⽯塚真⼀による同名漫画。小学館「ビックコミック」にて2013年より連載開始し、「マンガ⼤賞2016」では3位に選出、第62回「⼩学館漫画賞(⼀般向け部⾨)」や、第20回「⽂化庁メディア芸術祭マンガ部⾨⼤賞」も受賞している。
初の映像化に際し、様々な選択肢がある中、「最⼤の⾳量、最⾼の⾳質で、主⼈公本⼈の奏でる⾳楽を届けたい」という制作陣の思いから実写でもなくシリーズでもなくアニメーション映画としての制作が決定したという。
ティザービジュアルでは、海を前に⼀⼈サックスを演奏する宮本⼤(ミヤモトダイ)の姿が描かれている。対岸には東京を彷彿とさせる夜景が広がっている。映画で描かれる物語とは? ジャズに魅せられた⼤をどんな未来が待ち受けているのか? 大いに期待が膨らむビジュアルになっている。
監督を務めるのは、「モブサイコ100」シリーズや興⾏収⼊91.8億円突破の⼤ヒットを記録した劇場版「名探偵コナン ゼロの執⾏⼈」でも知られる⽴川譲。脚本は「BLUE GIANT」連載開始時からの担当編集者であり、「BLUE GIANT SUPREME」以降、ストーリーディレクターとして⽯塚⽒と⼆⼈三脚で作品を世に送り出してきたNUMBER 8が担当する。
アニメーション制作には「幼⼥戦記」などで注⽬を集めるスタジオ・NUTが参加。⽴川監督とはTVアニメ「デカダンス」に続くタッグとなる。
メインに描かれるのはジャズに対して必死に真摯に向き合う若者達の成⻑物語ですが、ジャズ好き限定な敷居の⾼い映画ではなく、ジャズを聞いたことがない⽅でも楽しめる作品を⽬指しています。
原作「BULE GIANT」の根本にあるものはもっと普遍的な⼈間の「魅⼒的な⽣き様」だと思っています。カッコ悪くてもいい、泥臭くてもいい、そんな魅⼒的なキャラクターが沢⼭出てきます。毎⽇、全⼒で命を燃やすかのように⾳を出す主⼈公「⼤」と葛藤を抱えた仲間達が織りなす物語を、ぜひ⼀緒に体感してもらいたいです。
「何かしたいけど、何をしたらいいか分からない」という問いに答えを出せる映画になるといいなと、思っています。
(C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
(C)2013 石塚真一／小学館
とにかく「原作を超える映画」を⽬標に、脚本を書かせていただきました。映画館には読者の⽅も、未読の⼩さな⼦供さんから⼤⼈まで来場されます。皆さんが「最⾼……!」と⾔ってくれる物語を⽬指し、無数の打ち合わせを重ね、ついにそれが出来たと思っています。
連載開始当初から、⽯塚さんとは「映像化は望むべくもない」と話していた本作品ですが、⽴川譲監督、制作陣、⾳楽班と最⾼のチームが集まって、最⾼の映画を作ってくれています。もう、絵コンテと⾳楽だけで号泣でした。是⾮、ご期待ください。
あらすじ
ジャズに⼼を打たれサックスを始めた宮本⼤は、⾼校卒業と同時に仙台から上京し、同世代の仲間と出会い全⾝全霊をかけ演奏にうちこむ⽇々を送る。
ジャズに魅せられた少年が、世界⼀のジャズプレーヤーを志す物語――