このマンガがすごい! 1位「金の国 水の国」'23年春アニメ映画化

ティザービジュアル
(C)「金の国 水の国」製作委員会

「このマンガがすごい！」で史上初2作連続1位を獲得した岩本ナオ原作の「金の国 水の国」のアニメ映画化が決定した。2023年春に全国公開される。映画化発表に合わせてティザービジュアルも公開された。

岩本は2017年に「金の国 水の国」で、2018年に「マロニエ王国の七人の騎士で１位(オンナ編)を獲得している。原作「金の国 水の国」は、ある時代のどこかにある隣り合う仲の悪い２つの国を舞台に、A国の姫・サーラとB国の青年・ナランバヤルが偶然出会い、国の未来のために“夫婦役”を演じているうちに恋に落ち…という物語。

「金の国 水の国」原作書影
(C)岩本ナオ/小学館

監督は「ちはやふる」「俺物語!!」などを手掛けた渡邉こと乃。脚本は「HUGっと！プリキュア」のシリーズ構成や、ドラマ「コウノドリ」「マッサン」を手掛けた坪田文。アニメーション制作は「サマーウォーズ」や「ちはやふる」などで知られるマッドハウス。ハリウッドにも多くのファンを持つ川尻善昭や、「NANA」「カードキャプターさくら」などで監督を歴任してきた浅香守生、「ダイヤのA」「若おかみは小学生！」で高い評価を得る増原光幸など、マッドハウスのスタークリエイターが集まった。

公開されたティザービジュアルに対し岩本は「このシーンにカラーを付けたことはなかったのですが、きれいな色使いがすごく神秘的で物語の世界観がよく表れていると思いました。ナランバヤルとサーラの動きと表情にも、何かが始まりそうな躍動感があり、映画の完成が一層楽しみになりました」とコメントした。