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「すずめの戸締まり」本日公開。企画書全文が載った新海誠本

入場者プレゼントの「新海誠本」

新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」が本日(11月11日)劇場公開。入場者プレゼントとして、全国合計300万名限定で「新海誠本」が配布される。

「すずめの戸締まり」は、新海誠監督の3年ぶりとなる新作アニメ映画。災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語となっている。「君の名は。」「天気の子」に引き続き、キャラクターデザインは田中将賀が務めるほか、音楽も3度目のタッグとなるRADWIMPSが担当。映画音楽作曲家の陣内一真との共作となっている。主題歌「すずめ」は十明が担当する。

入場者プレゼントの新海誠本は、企画書全文や新海誠ロングインタビューに加え、「君の名は。」「天気の子」の企画書も一部掲載。新海誠×原菜乃華×松村北斗の3名による鼎談インタビューも掲載した全20ページの冊子となっている。

パンフレット

あらすじ

九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが……。

扉の向こう側からは災いが訪れてしまうため、草太は扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として旅を続けているという。すると、二人の前に突如、謎の猫・ダイジンが現れる。

「すずめ すき」「おまえは じゃま」

ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、草太はなんと、椅子に姿を変えられてしまう――! それはすずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。逃げるダイジンを捕まえようと3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、すずめは慌てて追いかける。

やがて、日本各地で次々に開き始める扉。不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を巻き込んでいくすずめの”戸締まりの旅”。旅先での出会いに助けられながら辿りついたその場所ですずめを待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった。