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Audirvāna、オーディオメーカーとの連携を保証する新パートナーシップ

Audirvānaは、iFi AudioやATOLL、Audioquestなどのパートナーメーカーの機器を自動認識して、シームレスに連携する「Plāys with Audirvāna」を、5月24日より開始する。

該当する接続モードにおける機器とAudirvānaの相互運用性をチェックする認証で、買い切り型のハイレゾ再生ソフト「Audirvāna Origin」と年間サブスクリプション型の「Audirvāna Studio」を、パートナーメーカーの機器と組み合わせた際に利用可能になる。

UPnPとUSB、Chromecast経由でオーディオ出力先として設定する場合に、パートナーメーカーの機器を自動認識。「Plāys with Audirvāna」と表示し、シームレスに動作することをユーザーに明示する。また、メーカーが推奨設定を指定している場合は、その設定も提案されるという。独自プロトコルではなく、ユーザーやメーカーに余分なコストを強いるものではないとのこと。

スタート当初はATOLL、Audioquest、Bricasti、Clarus-Coda、iFi Audio、Kalista、Octavio、Wattson Audio、Weissが参加。その後、CH Precisionや、Lyngdorf、LYNGDORF、Metronome、Soulution、Vermeer Audioなども参加する予定で、AudirvānaのManuel de la Fuente氏は「すでに20のメーカーと協力しており、ドイツ・ミュンヘンで行なわれるHigh End Showでも新たな協力相手と出会うだろう」と、さらに協力メーカーが増えることを示唆している。

Audirvānaの開発者、Damien Plisson氏は「私たちのソフトウェアはUPnPやUSBといったオープンで高品質なプロトコルを採用しているため、設計上はユニバーサルなものになっている。しかし、時には実装が不完全な場合がある。そこで、私たちはオーディオ性能に加え、ユーザーに可能な限り最高の体験を保証するために、ベストを尽くしてくれるメーカーを認定し、彼らと一緒に一層努力していくことにした」とコメントしている。