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ロボットアニメ「境界戦機」新作、YouTube配信。8月10日から
2023年7月21日 11:46
SUNRISE BEYONDは、BANDAI SPIRITSとタッグを組むオリジナルロボットアニメーション「境界戦機 極鋼ノ装鬼(きょうかいせんき きょっこうのそうき)」のショートフィルム全6話を、8月10日よりBANDAI SPIRITS公式YouTubeチャンネルで隔週配信する。
配信は8月10日より隔週木曜日の20時から。
2021年10月に放送開始されたオリジナルアニメ「境界戦機」のシリーズ最新作。劇中で描かれた北陸戦線終結後の日本を舞台にした作品で、主人公は傭兵の三澤ジンとレジスタンス組織に所属する青年、知念イブキのふたり。
北陸戦線終結後、新日本協力機構が統治する日本人のための新たな国土が誕生した。しかし、それで日本を取り巻く状況が劇的に良化したかというと、そうではなかった。国土における各勢力の実効支配は続き、日本人に対する抑圧も、緩和されたとは言え継続されていた。
南海に浮かぶ孤島も同様だった。島を実効支配するオセアニア軍と、それに抵抗するレジスタンス組織『ヒヌカン』。そこへ孤島占拠を目指す北米軍が攻めてきて――。
企画・制作はSUNRISE BEYOND、監督は大張正己、シリーズ構成は木村暢、キャラクターデザインは大貫健一、メカニックデザインは海老川兼武、柳瀬敬之、形部一平、チーフメカアニメーターは有澤寛、山根理宏、音楽はラスマフ・フェイバー。
登場キャラクターのキャストも発表され、三澤役は三木眞一郎、知念役は千葉翔也が担当。そのほか紡木吏佐(ヤマピ役)、吉田早希(成海マイ役)、小西克幸(グレイディ・エリソン役)が出演する。
そのほか登場メカやオープニング/エンディングテーマも発表された。オープニングテーマは2017年活動開始のロックバンド・Organic Callの「呼ぶ声が鳴る方角へ」、エンディングテーマはBANDAI SPIRITSのプラモデル公式PRアンバサダー・LINKL PLANETの「I’ll Be There」。呼ぶ声が鳴る方角へは9月6日配信リリース予定で、I’ll Be Thereは8月24日に各音楽サービスにて全世界配信予定。
『呼ぶ声が鳴る方角へ』楽曲紹介
前に進み続けることには怖さも伴うが、常に答えは自分の手の中にあるというメッセージを込めた、先が暗闇でも立ち向かえという熱い思いをまとった疾走感あふれる一曲。
『I’ll Be There』楽曲紹介
苦しく哀しいことがあっても自分を信じて夢を追い続ければきっと光が見えてくる。くじけそうなことがあっても希望に向かって歩き続けてほしい。夢をあきらめずに自分を信じることの大切さを力強く伝える楽曲。
アニメ配信に先駆けて、8月4日には「『境界戦機 極鋼ノ装鬼』配信直前特番」もBANDAI SPIRITS公式YouTube チャンネルにて公開。MCに声優の綾見優希、コメンテーターにBANDAI SPIRITSホビーディビジョン『境界戦機 極鋼ノ装鬼』プラモデル開発担当の西澤純一氏、ゲストに大張監督を迎え、シリーズのおさらいや、プラモデル紹介、監督インタビュー、キャストからのコメントなどを放送する。
また8月には「境界戦機 極鋼ノ装鬼」のプラモデル「HG 1/72 メイレス プロトゴウヨウ」の発売も決定している。価格は2,640円。そのほか10月には「HG 1/72 境界戦機ウェポンセット 6」、11月には「HG 1/72 境界戦機ウェポンセット 7」の発売が予定されている。いずれも価格は1,650円。
35歳。傭兵。世界各地の紛争地域を渡り歩いた歴戦の兵士。日本本土に住む有志の依頼を受け『ヒヌカン』救援のため島に赴いた。AMAIMの操縦技術は一級品。
北米同盟軍の中隊『ギガンティック・サンダー』の部隊長。階級は少佐。実戦へのAMAIM投入初期から搭乗していた生粋のパイロット。数々の戦地を渡り歩き、そこで戦功をあげてきた経歴を持つ。
ブレンゾン社が開発した『ビャクチ』の基本構造を受け継いで開発されたMAILeSの最新試作機。頭部にブレードタイプのアンテナを装備。局地戦での運用の幅を広げることを目的として開発されており、武装や装備の付け替えが容易なアタッチメントシステムを採用。搭乗者の三澤ジンにより、武装の一部もカスタムされている。搭載AIはラムダ。
ブレンゾン社が開発した『ビャクチ』の基本構造を受け継いで開発されたMAILeS。プロトゴウヨウと同様に武装や装備の付け替えが容易なアタッチメントシステムを採用し、量産化もされている。プロトゴウヨウと比べると頭部・腕部・膝部がよりシンプルな構造と装備になっている。搭乗者は知念イブキ。搭載AIはヤマピ。
三澤ジンが利用しているAMAIM輸送用車両。機体及び各種付属兵装を一度に運搬できる。アタッチメントシステムを採用しているため武装を容易にマウントでき、ガトリングガン等を使用した攻撃や、スモークディスチャージャーを用いた攪乱も可能。
北米同盟軍所属機。北米同盟軍の最新機体をグレイディ・エリソン少佐用に改造したもの。肩部の専用スラスターユニットは一般機より高出力なものを採用。ライフルはショートバレルタイプで、近接戦闘により適した装備となっている。
北米同盟軍所属機。ブレイディフォックスから一部形状を引継ぎつつも、搭載AIの改良、背部ホバーユニットの形状変更等によりさらに機動性が上昇している。索敵時、カメラ部のカバーが開き、3カ所のレンズが個別に動くことで広範囲の索敵が可能。