ヤマハ、横浜シンフォステージとShibuya Sakura Stageにブランド発信と新価値創造拠点

横浜シンフォステージにオープンする 「ブランドショップ」

ヤマハは、横浜みなとみらい21 中央地区53街区に2024年3月末完成予定の「横浜シンフォステージ」に、ブランド発信拠点として、体験型の「ブランドショップ」を開設する。また「首都圏R&D拠点」も設置する。

さらに、来夏にまちびらきを予定している「Shibuya Sakura Stage」(渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業)に、ブランド発信拠点であり研究開発のサテライト施設としても活用する「渋谷桜丘新拠点」を開設。「首都圏におけるブランド発信と新価値の創造の取り組みを強化する」という。

Shibuya Sakura Stageにオープンする 「渋谷桜丘新拠点」

横浜シンフォステージに開設するブランドショップは、楽器経験の有無にかかわらず、音楽や楽器の新たな楽しみ方を発見できるという体験型の店舗。

首都圏R&D拠点は、企業の研究開発拠点の集積地である横浜に、研究開発施設を設けることで、さまざまな分野の企業や大学などとの共創を促進し、オープンイノベーションを実現。「多様な人材との交流の場としても活用し、先端分野などにおける人材の獲得につなげる」とのこと。

渋谷桜丘新拠点は、最新の楽器や先端技術などを体験できるブランド体験施設。様々な音楽や文化が生み出され、IT企業やスタートアップ企業が集積している渋谷の地で「偶発的なイノベーションが起こる“Sound Crossing(サウンドクロッシング)”」をコンセプトに、「ミュージシャンやアーティスト、クリエイター、企業や自治体等とのイベントやコラボレーションを通じ、新しい音楽や文化を創出していく」という。この施設は研究開発のサテライト施設としても活用。研究開発の活性化を図る。

ライブスペース

体験スペース

カフェ

2021年にリニューアルオープンしたヤマハ銀座店と、今回開設される横浜と渋谷の新拠点を通じて、ブランドの発信力を強化。「本社の研究開発部門と連携しながら、企業・人材の集積地である横浜と渋谷で研究開発に取り組むことにより、音楽や楽器などの分野における新たな価値創造を推進する」という。