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「ルックバック」本予告&メインビジュアル公開。押山監督「藤本先生にも共鳴するところがあった」
2024年4月17日 11:23
6月28日より劇場公開される、藤本タツキ原作の劇場アニメ「ルックバック」の本予告とメインビジュアルが公開された。また監督を務める押山清高からのコメントも届いた。
本予告映像では、クラスのみんなから「将来、漫画家になれるじゃん」と言われ得意げな藤野の様子から始まり、不登校の同級生・京本との出会い、そして二人が一緒に絵を描くようになる姿が描かれている。「藤野と京本の印象的なセリフとともに、本作の見どころが詰め込まれた心揺さぶる予告編」になっている。主題歌は、音楽家のharuka nakamuraによる「Light song」。
藤野役を務めるのは、「不適切にもほどがある!」での演技が話題となった河合優実。京本役は、映画「あつい胸さわぎ」「カムイのうた」で主役を務めた吉田美月喜。ともに声優は初挑戦の二人によるW主演。
そして、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」、「借りぐらしのアリエッティ」、「風立ちぬ」などで、主要スタッフとして携わってきた、押山清高が監督、脚本、キャラクターデザインを務める。押山清高は、「漫画を読んだ時にしみじみと物語に感情移入できたのはもちろん、『ルックバック』を描くに至った藤本先生にも共鳴するところがありました。だから素直に自分事としても向き合える映画にできるなと思えました。」とコメントを寄せた。
また、5月17日より特典付きムビチケカード型前売券の発売が決定。特典は、劇場窓口で選べる「リバーシブル四コマ漫画しおり(全3種)」で、数量限定となっている。価格は1,600円で、販売期間は劇場の場合、5月17日劇場オープン時~劇場公開前日まで、メイジャー通販の場合、5月17日0時~6月27日23時59分まで。
アニメーターやアニメーション監督って作品への向き合い方は漫画家と似ていて、漫画を読んだ時にしみじみと物語に感情移入できたのはもちろん、『ルックバック』を描くに至った藤本先生にも共鳴するところがありました。だから素直に自分事としても向き合える映画にできるなと思えました。原作を快く貸してくれたバケモノ漫画家である藤本先生に感謝しつつ、アニメーション表現の世界に身をおいてきた絵描きの一人だからこそ描けることがあると思いながら、漫画とは一味違う映画作品を目指しています。
学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられる…。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思い。しかしある日、すべてを打ち砕く出来事が…。胸を突き刺す、圧巻の青春物語が始まる。