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Hiby、サイバーパンク風筐体のコスパ重視DAP「R4」

「R4」(Orange)

ミックスウェーブは、Hiby Musicのデジタルオーディオプレーヤー(DAP)で、性能と価格のバランスを重視しコストパフォーマンスに優れるというモデル「R4」を、6月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,800円前後。カラーはBlack、Silver、Green、Orange。

「サウンド、性能、価格、デザインすべてを備え、HiByというブランドの素晴らしさを伝えるために生まれたDAP」だといい、現代音楽やポピュラー音楽に適したサウンドで、ベースの整ったHiFiオーディオクオリティのサウンドでリスニングが楽しめるという。出力は3.5mmアンバランスと4.4mmバランス。

DACチップは「ES9018C2M」を一致配列で組み合わせる形で搭載。最大768kHz/32bitまでのPCM、DSD 256のネイティブ再生、MQAをサポートする。またポータブルDAPで初めて、PCMとDSDの変換回路の独立を実現しており、それぞれの変換用に設定・設計されたDACチップ、LPF、電源を個別に搭載する。

デバイスのファームウェアが、PCMとDSDをそれぞれの専用経路に自動で割り当て、DSDチャンネルは高い超音波ノイズをより効果的に除去し、DSDのリスニング体験を大幅に向上させるとのこと。

Class Aアンプを内蔵し、OPA1652×4、OPA1612×2、トライオード×16で構成。出力は最大525mW/32Ω、歪率は0.0005%で、音楽のパワー感と、精緻なディテールを再現する。28個の高精度タンタルコンデンサにより電源リップをより細かく除去するほか、45.158MHzと49.152MHzの独立したオーディオグレードの水晶発振器も採用。

SoCは8コアCPUのSnapdragon665。OSはAndroid 12ベースのHiBy OS。システム全体でAndroid側のサンプルレート変換を回避するように作られており、イヤフォンを接続するだけでストリーミングアプリを高音質で楽しめる。内蔵ストレージは32GB、RAMは3GB。最大2TBのmicroSDカードを利用できる。

内蔵バッテリーは4,500mAh。3.5mm接続時で最大11時間駆動できる。充電時間は2時間。USBポートはType-C形状のUSB3.2 Gen1(最大 5Gbps)。Wi-FiやBluetooth 5.0に対応し、BluetoothコーデックはUAT、LDAC、aptX、aptX HD、AAC、SBCをサポートする。

4.7インチのIPSタッチスクリーンを搭載する。解像度は720×1,280ドット。筐体はアルミニウム合金製で、デザインにはサイバーパンクやメカ、スペースオペラなどの要素を取り入れており、「クリアカットで幾何学的なラインが交差するメカニカルなデザインでオーディオマシンのシルエットを形成し、遠い未来を舞台にしたレトロフューチャーがモチーフのオフセットデザインを組み合わせている」とのこと。

さらにグラフィティをデザインしたストラップを組み合わせることで、より印象的なデザインにするとともに、アウトドアやアクティブなシーンでの実用性も兼ね備えた。

外形寸法は129.6×68.3×18.5mm、重さは231g。TPUケースやスクリーンプロテクターなどが付属する。