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AZLA、空間表現高めたUSB-C直結サラウンドイヤフォン「AIM C」。96kHz/24bit DAC搭載4400円
2024年10月15日 11:00
アユートは、AZLAブランドのUSB-C直結サラウンドイヤフォン「AIM C」(エイム・シー)を10月19日に発売する。価格は4,400円で、シルバーとブラックを用意。家庭用ゲーム機に対応し、空間表現を高めることで、FPSやオープンワールドなどのゲームやASMR音源にマッチするという。
共振を抑えるアルミハウジングにハイレスポンスな8mmダイナミックドライバーをシングル構成で搭載。独自のフィボナッチフィルターを採用することで、クリアかつハイトーンなサウンドを実現。さらに、イヤフォンでは再現が難しかった前後の空間表現と音の距離感表現に長けた3Dサラウンドサウンドチューニングを施し、ゲームやASMRにおいて優れた臨場感を体感できるとする。
96kHz/24bitのハイレゾ対応DACも搭載。ノイズレスのクリアな音質を楽しめるという。
UAC1.0対応で、PCやスマートフォンに加え、SwitchやPS5などの家庭用ゲーム機でも USB-Cに差し込むだけで使用可能。ケーブル長は余裕のある150cmで、ケーブル右側にインラインリモコンマイクも備えている。
IEMのような耳掛け型ではなく、着け外しに便利なストレートタイプを採用。装着時の不快感をより軽減するため、107度の斜めノズルデザインを採用。ケーブルが直接耳に当たりにくくなり、より外耳道に密着しやすくなることで装着感も向上するという。
また、ノズル径を調整し、従来のイヤフォンと比べて口径を小さくすることで耳穴が小さめな人でも快適な装着感を得られるようにしている。
本体背部には排圧穴があり、耳詰まりを抑えつつクリアな音質を実現。負担を軽減するため、約17gと軽量化も実現した。
バンドル専用に開発された通常軸長のイヤーピース「SednaEarfit SE1500」がSS/S/MS/M/ML/L(MSサイズは初期装着済み)の計6サイズ付属。低刺激フィットを実現する100%医療用シリコンを採用し、高い遮音性と共に耳道に優しくフィット。ホーン型の内部構造で音をストレートに届け、サウンドステージを向上させるという。
再生周波数応答範囲は10Hz~20kHz。入力感度は107dB SPL/mW(@1kHz)。インピーダンスは16Ω(@1kHz)。
ゲームをプレイしてみた
スマートフォンやNintendo SwitchとAIM CをUSB接続し、「Call of Duty Mobile」や「スプラトゥーン3」をプレイしてみた。
一聴して感じるのは、アルミハウジングを採用した事による筐体の剛性の高さ。余分な響きで音の輪郭が滲むことがなく、極めてクリアで清涼感のあるサウンドだ。
音像がシャープなだけでなく、細かい音が聞き取りやすいので、敵の足音や、スプラトゥーンでイカになって泳ぐ敵の潜伏音などに気が付きやすい。解像感と音の分離が良いイヤフォンの特性が、ゲームとマッチしていると感じる。
同時に、音場も広く、音像の移動感もわかりやすい。FPSにもマッチするが、アドベンチャーゲームやスケールの大きなRPGも楽しめそう。重厚なBGMをワイドレンジに再生しつつ、キャラクターの声や、足音、武器のSEなど、細かな描写も聞き漏らさない。4,400円という価格を考えると、非常にコストパフォーマンスに優れたイヤフォンだ。