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ARCAM、コンパクトなクラスGアンプ「A25」。DAC内蔵アンプ、CDプレーヤも一般発売
2024年11月7日 11:44
ハーマンインターナショナルは、ARCAMのインテグレーテッドアンプ上位モデル「A25」を、11月15日に発売する。価格は22万円。同日にはクラウドファンディングで目標達成率1,100%を達成したインテグレーテッドアンプ「A5」とCDプレーヤー「CD5」も一般発売を開始。価格は、どちらも11万円。
A5とCD5は、現代のライフスタイルにマッチするプロダクトデザインを採用しながら、本質的な深い音楽リスニングを提供するという「Radia」シリーズのオーディオ・コンポーネントで、「ハンドドリップで淹れたコーヒーを丁寧に味わい深く楽しむようなプレミアムな体験を音楽でも提供できるよう」に音質面はもちろん、細部のデザインにもこだわり抜いて設計したという。
同ブランドが40年以上の歳月で培ってきたアナログ技術と最新のデジタル技術を投入しているほか、電源部には大型のトロイダルトランスを採用することでゆとりのある音楽再生を実現。
デザインはインテリアのアクセントとなる高品位な意匠を360度に施したアルミ筐体で仕上げており、できるだけスリムに設計することで圧迫感を軽減し、ローボードやサイドボードに設置することで普段の生活をそのままアップグレードできるという。
新登場となるA25は、A5の上位モデルとなるインテグレーテッドアンプ。プロダクトデザインや機能性はそのままに、ARCAMが誇るクラスG増幅回路により「卓越した音楽性」を実現している。
「日常の音楽聴取における歪みのない精細な再現性」と「映画などの再生における急激な大出力(爆撃音など)」では、要求されるアンプ性能がまったく異なることに注目し、どちらの場面でも“あるがままのサウンド”を実現するためにたどり着いたのが、歪みの少ない高精細な再生音を実現するクラスAアンプと、大出力の要求に高効率に応えることのできるクラスABアンプを高品位にマネジメントするハイブリッド型の「クラスGアンプ」技術だという。
ARCAMでは、長年の製品開発で培ってきた技術と創業当時より変わらない「シンプルな回路」を良しとする設計思想により、リーズナブルな価格と、一般家庭でも設置しやすいサイズ、洗練された無駄のないデザインで、出力100W/chのクラスGアンプを実現した。
再生周波数帯域は20Hz~20kHz(±0.2dB)、SN比は106dB。入力はアナログがRCAアンバランス・ライン×3とMMフォノ、デジタルが光デシタル×1、同軸デジタル×2、USB-C×1。サービス用のUSB-A×1も備える。
A25は“王道の横幅”である431mmのフルサイズながら、薄型設計とすることで、圧迫感を抑えつつオーディオコンポーネントとして品格が感じられる佇まいを実現したとのこと。フロント/トップ/サイド/リアそれぞれのパネルには制振性に優れたアルミを採用しつつ、Radiaシリーズのコンセプトカラーであるイエローをアクセントとして施している。
アナログ出力としてRCAプリアウト×1を搭載。aptX Adaptive、AAC対応のBluetooth 5.2や、3.5mmステレオミニ対応のヘッドフォン出力も備える。最大消費電力は500W。外形寸法は431×344×83mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは9kg。電源ケーブル(2m)やリモコンなどが付属する。