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LUMIN、処理能力向上したネットワークプレーヤー「T3X」。SFPポート搭載
2025年1月17日 08:30
完実電気は、LUMINのネットワークプレーヤー「T3X」を1月24日に発売する。価格は858,000円。カラーはシルバーとブラック。
LUMINの中核モデルである「T3」に、最新テクノロジーを搭載したというモデル。CNCパネル構造の筐体や、ESS製DACチップはそのままに、リニア電源と光ファイバーネットワークに対応したSFPポートを搭載。さらに処理能力も高速化している。
プロセッサーの高速化により、最新のストリーミングテクノロジーに必要なパワーを搭載。この処理能力とストレージ容量により、リサンプリングの柔軟性が向上し、将来のアップデートにも対応可能だという。
カスタムトロイダルトランスを採用した低ノイズリニア電源を搭載。電源部はシールドによりコンパートメント化。電源基板上に低ノイズリニアレギュレータを配置し、電気的なノイズを最小限に抑え、パフォーマンスを最大化するよう設計。サウンドの明瞭性がさらに向上したとする。
ESSの「ES9028Pro SABRE DAC」を2基搭載し、上位モデルと同等のデュアルモノラル動作を採用。チャンネルセパレーションを最大化し、歪のないピュアな再生を実現。
光ファイバーネットワークに対応したSFPポートを追加。ネットワーク上のデジタルノイズを遮断する。さらに、ネットワークスイッチを内蔵したデュアルネットワークインターフェースを採用。1つのポートをルーターに接続しながら、もう1つのポートを使用して追加のLUMIN製品、またはネットワークストレージ(NAS)に接続できるため、包括的なオーディオエコシステムを簡単に構築できるという。
DSD256、PCM 384kHzまでの、サポートされているすべてのフォーマットへのアップサンプリングとダウンサンプリングが可能。
フラッグシップ「X1」のテクノロジーを採用した、フルバランスアナログ出力モジュールも搭載する。
丸め誤差を排除する新しいデジタル音量調整アルゴリズム「LEEDH PROCESSING DIGITAL VOLUME CONTROL」も採用。デジタル信号の振幅を正確に変更し、形状を変更したり、情報を損失することが無いとのこと。
フロント、サイド、トップ、ボトムにはCNC加工されたアルミパネルを採用。構造剛性とシールドを強化している。
対応ストリーミングサービスはTidal/Tidal Connect(日本未サービス)、Qobuz、Roon Ready、Spotify Connect、AirPlay、TuneIn、UPnP(OpenHome)。
「LUMIN App」も用意し、スマホやタブレットから直感的な操作が可能。アプリ内で様々なストリーミングサービスにアクセスできる。
外形寸法は350×350×60.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6kg。