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光城精工、カーオーディオ用仮想アースの上位機種「ve-02p-G」。導体表面積900倍以上
2025年2月7日 12:23
光城精工は、カーオーディオ用仮想アースに「ve-02p-Gシリーズ」が追加する。既存の「ve-02p」シリーズの導体表面積を大幅に拡大した上位機種と位置づけられており、RCAプラグ、3.5mmステレオミニプラグ、M5スクリュ、USB-Cプラグの4製品を用意する。価格は下記の通り。発売日は2月27日、予約開始日は2月14日、出荷開始日は2月21日。
- ve-02pR-G RCAプラグ 49,000円(税別)
- ve-02pT3-G φ3.5ステレオミニプラグ 49,000円(税別)
- ve-02pM-G(2本set) M5スクリュ 96,000円(税別)
- ve-02pUC-G USB-typeCプラグ 62,000円(税別)
内部には専用コンデンサを充填。GNDプレーン(導体表面積)が拡大・増強されている。電気二重層コンデンサの内部導体には、帯状の電極に特殊エッチング処理を施した高純度アルミニウム箔と多孔質活性炭を使用。見かけ上わずか70cm2(10cm×7cm)程度の電極表面積に対し、有効導体表面積は10,000,000cm2にもなり、ve-02pの導体表面積の900倍以上に相当。ve-02p-G 1本でバスケットコート2面分以上という広さだという。
なお、スピーカ接続用モデルのve-02pM-Gは、左右(L/R)にスピーカ各1本を使用する必要があることから、2本セットのパッケージとなっている。
ve-02p-Gシリーズは、利便性と発展性、拡張性を高めるため、プラグ/本体/キャップの3ピースで構成。カー特有の振動対策として各パーツ間には菊座ワッシャを採用。プラグ/本体/キャップは、それぞれM5サイズの雄雌ネジ構造とすることで取り外しでき、他のプラグと交換できる。
さらに、プラグと本体の間に他社製品を含むアースケーブル(Yラグ端子など)を挟み込むことで、他の仮想アース製品とのリンク接続も可能。従来品仮想アースとの併用や増設ができる。
同シリーズ2本を連結することもでき、1本当たりの導体表面積を倍に拡張できる。連結の際プラグとキャップが1個ずつ余剰となるが、互いを組み合わせることでRCAキャップ端子としても使用可能。
RCAキャップ端子にもYラグの接続が可能で、アースケーブルを介し他の仮想アース製品を接続することで拡張利用が可能。
音質傾向としては、「S/N改善」としており、フィルタ系のアクセサリとは違い、「俗に言われる“音痩せ”、“うまみ成分の減退”は皆無と言える。細かく繊細な音までが聴こえるようになるのは勿論のこと、静粛感漂う中での音の伸びや響き消えゆく様がとても見事。ステレオ再生における左右の広がり、高さ、奥行きが増し、立体的な音場を再現する」とのこと。
3ピースで構成される部材は全て真鍮削り出し仕様で、振動抑制効果も同時に実現するとのこと。各種プラグは金メッキ、仮想アース部本体およびキャップはサンドブラストによる梨地処理が施され、金属導体の有効表面積を拡大しつつデザインとの融合を図っている。