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レグザ、新開発の直下型LEDバックライト4K液晶「Z670R」
2025年4月8日 11:10
TVS REGZAは、新開発の全面直下型高輝度LEDバックライトを採用した4K液晶レグザ「Z670R」シリーズを4月18日に発売する。43型と50型の2サイズ展開で価格はオープン、市場想定価格は43型「43Z670R」が16.5万円前後、50型「50Z670R」が19.8万円前後。
映像エンジンに「レグザエンジンZR」を採用したモデルで、新開発のLEDバックライトを採用することでさらなる高画質化を実現したという。
サウンドシステムでは、最大出力60Wのマルチアンプで2ウェイバスレフ型メインスピーカーやトップスピーカー、重低音バズーカを駆動して迫力ある重低音とクリアな音声を実現する「重低音立体音響システムZ」を採用。イコライザーの「レグザサウンドプロセスVIR」も利用できる。
4K/144p入力やALLM、VRRなどHDMI2.1規格に対応。ゲーム機に合わせて適切な設定に変更する「オートアジャスト」機能も搭載したほか、表示遅延を約0.83msecに抑える「瞬速プレイモード」も搭載している。
HDMI入力は4系統。そのほか光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力、LAN端子、USB×2(録画専用×1、汎用×1)を備える。
またAIを使ってコンテンツの音声成分を認識し、音声と環境音のバランスを調整できる「レグザAI快適リスニング」にも対応した。コンテンツの環境音などを低減し、人の声を聞きやすく調整できる機能で、例えばスポーツコンテンツでは、解説の音声を低減しつつ、スタジアムの大歓声を強調して臨場感を高めなど、好みに合わせた演出ができる。
サイズによって搭載スピーカーが異なり、43型は2ウェイメインスピーカー×4(10W+10W)、ダブルツイーター×2(10W＋10W)、ウーファー×1(20W)。50型は2ウェイメインスピーカー×4(10W+10W)、トップスピーカー×2(10W＋10W)、ウーファー×1(20W)。
搭載チューナーは地上デジタル×3、BS/110度CSデジタル×3、BS/CS 4K放送×2。外付けHDDを組み合わせた録画機能では「4Kダブルチューナーウラ録」、「BSも地デジも3チューナーW録」に対応した。
音声認識では、Googleの生成AI「Gemini」を使った検索が可能。発話内容の文脈やニュアンスを汲み取って、番組タイトルが分からない場合でも「最近話題のドラマ」といった抽象的な表現に対して、トレンドやユーザーの好みに合わせたコンテンツを表示する。
また今夏のソフトウェア・アップデートにより、対話形式の表示にも対応予定。「新しいテレビの視聴スタイルを提案する」という。
2画面表示が可能な「ダブルウィンドウ」も搭載。左側に地デジ/BS/110度CS放送番組やHDMI入力されている動画、右側に地デジ/BS/110度CS放送番組やYouTube動画、AirPlayやミラーリングしているスマートフォンなどの画面を同時に表示することができる。
「推し活を強力にサポートする」という「みるコレ」機能も利用できる。好きなタレントや好みのテーマの「みるコレパック」をお気に入りに追加すると、関連した番組やシーンを自動検索・表示し、出演番組をおまかせ録画することが可能。
「みるコレパック」でお気に入りに追加したタレントの番組やシーン、ネット動画をすぐに見られる「新 ざんまいスマートアクセス」にも対応。録画した番組もサムネイルで表示されるため、ネット動画と同じように見たい番組を見つけられる。
画番組の再生中に、リモコンの「シーンリスト/出演者」ボタンを押すと、シーンリストを表示。推しが出ている観たいシーンにすばやくアクセスすることができる。出演者情報や、連ドラなどの一連の話数もまとめてチェック可能。
そのほか、気になる番組の出演者や番組詳細だけでなく、その番組の配信先も簡単にチェックできる「番組こねくと」、テレビ番組情報誌のように、その時期に合わせた放送予定のおすすめ番組をチェックできる「みるコレ番組ガイド」も利用できる。
リモコンは利便性を高めたという新型で、上部にはNHKプラスなどにアクセスできるダイレクトボタンを12個搭載。お気に入りのネット動画サービスやHDMI入力などを登録できる「My.Choice」ボタンも搭載している。UIを向上させるために使用頻度の高いキーはカーソル周りに配置したほか、キーの傾斜形状も見直すことで操作性を高めている。
消費電力は43型が153W、50型が194W。年間消費電力量は43型が99kWh/年、50型が11kWh/年。1.5mの電源ケーブルや回転スタンドなどが付属する。