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ソニー、新デザイン/カラーの密閉型ヘッドフォン「ZX770」
実売1万円。オンイヤー型の「ZX660」も
（2015/4/1 13:21）
ソニーは、密閉型ヘッドフォンZXシリーズの新モデルとしてアラウンドイヤー型の「MDR-ZX770」と、オンイヤー型の「MDR-ZX660」を4月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はZX770が1万円前後、ZX660が8,000円前後。
いずれも40mm径で300kj/m3の高磁力ネオジウムマグネットドライバを採用した密閉型ヘッドフォン。違いはZX770がアラウンドイヤー型、ZX660がオンイヤー型となること。ZX770は、耳をすっぽりと覆った、レザーと低反発ウレタンフォームによるイヤーパッドを採用することで、よりタイトな低音を伝達できるとする。また、ドライバユニットを人間の耳の角度に合わせて配置する「イヤーコンシャスデザイン」により、耳への圧迫感を減らしながら高音質化を図っている。
従来モデルMDR-ZX750/600と同様にハウジング上のポートにより低域の通気抵抗をコントロールすることで、低域の過渡特性を改善し、正確なリズム再生を実現する「ビートレスポンスコントロール」も搭載している。再生周波数帯域はZX770/ZX660のいずれも5Hz～25kHz、インピーダンスも共通で40Ω。
ZX750/ZX600からの変更点はハウジング形状のほか、デザインやカラーバリエーション。金属ヘッドバンドとスライダーの採用により、堅牢性と装着性を両立。さらに、ケーブルのカラーとハウジング/ヘッドバンドのアクセントカラーを一本の音の流れのように見せることで、軽やかに見えるようデザインしたという。
カラーバリエーションも従来の3色から4色展開に強化。ZX770がターコイズブルー、ブリックオレンジ、ライムグリーン、グレイッシュホワイトの4色、ZX660はターコイズブルーとブリックオレンジ、ライムグリーン、シルキーアイボリー。
ケーブルは片出しで、絡みにくいセレーションケーブルを採用。長さは1.2m。グラウンドを分けた4芯構成により、左右のセパレーションを改善し、音の拡がりと引き締まった低音を実現するという。重量はZX770が約215g、ZX660が約193g。
