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ソニー、約2万円のNC+Bluetoothヘッドフォン「ZX770BN」
1万円のオンイヤーヘッドセット「MDR-ZX330BT」も
(2015/4/1 13:15)
ソニーは、Bluetoothとノイズキャンセル(NC)に対応したヘッドフォン「MDR-ZX770BN」と、Bluetoothのみの「MDR-ZX330BT」を4月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はMDR-ZX770BNが21,000円前後、MDR-ZX330BTが1万円前後。
NC+BTを同時利用できるMDR-ZX770BN
MDR-ZX770BNは、ノイズキャンセルとBluetoothに対応したヘッドフォン。1日に発表されたMDR-ZX770をベースに、ノイズキャンセル機能やBluetoothワイヤレス接続に対応した。カラーは、ブルーとブラックの2色。
40mm径のネオジウムマグネット採用ドライバや、クリアな低音を実現するビートレスポンスコントロールなどの特徴はZX770と同等だが、ノイズキャンセルやBluetooth機能も追加した。
独自のデジタルノイズキャンセル(DNC)エンジンにより、電車や航空機の走行音やエンジンノイズなどを大幅に低減。自動的にNCモードを切り替えるAIノイズキャンセル機能も備えている。また、ZX770で新採用したアラウンドイヤースタイルにより、ハウジングやイヤーパッドによる遮音性も改善しているため、NCをより効果的に活用できるとする。
Bluetoothは、ワイヤレス音楽再生だけでなく、内蔵マイクによるハンズフリー通話にも対応。音声コーデックは、SBCとAACに加え、高音質/低遅延なaptXにも対応している。ただし、ソニーが提案する新高音質コーデック「LDAC」には対応しない。
NFCも内蔵しており、NFC対応スマートフォンなどとワンタッチでペアリングできる。
ノイズキャンセルとBluetoothの同時利用も可能で、その場合のバッテリ持続時間は最大13時間。Bluetoothのみの場合は最大19時間、NCのみでは最大24時間となる。
また、付属のケーブルを使った有線接続にも対応するため、バッテリが切れた場合は通常のヘッドフォンとしても利用できる。有線接続時の再生周波数帯域は8Hz~22KHz、ケーブル長は1.2m。充電は本体のマイクロUSB端子で行ない、充電時間は約2.5時間。
本体にはNCのON/OFFボタンや、ボリューム、再生/停止などの操作ボタンも装備。重量は約245g。