ヤマハ、セカオワFukaseのボカロ歌声開発を発表

　ヤマハは4日、「VOCALOID 4」対応の新しい歌声ライブラリとして、バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル、Fukaseの声をもとにした「VOCALOID4 Library Fukase」を開発中と発表した。発売時期や価格については未定。

SEKAI NO OWARIとボーカルのFukase(右)

　「VOCALOID4 Library Fukase」は、別売エディタソフトを使って歌詞とメロディー(楽譜情報)を入力することでボーカルパートを作成できる、歌声合成ソフトの最新版「VOCALOID 4」用の日本語男性歌声ライブラリとして発売予定。

　製品発売に先駆け、シンボルキャラクターを募集する一般公募型コンテストが、イラストコミュニケーションサービス「pixiv」上で8月4日～31日まで開催され、ヤマハが協力。大賞受賞者(1人)は、「VOCALOID4 Library Fukase」の製品イラストなどを担当する公式イラストレーターに採用される予定。そのほか、準大賞(5人)、優秀賞(10人)、pixivFACTORY賞(10名)も用意され、セカオワにちなんだ賞品などが用意される。応募の決まりや詳細についてはpixivのお知らせを参照のこと。

　SEKAI NO OWARIは、2011年メジャーデビューの4人組バンド。今年8月1日公開の実写映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の主題歌「ANTI-HERO」も担当している。