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アクトビラが5月6日に仕様変更、ソニーBDレコーダ2機種が非対応に

 アクトビラは、ソニー製Blu-ray Discレコーダ'09年モデルの「BDZ-A950」と「BDZ-A750」に対して、5月6日よりサービス提供を終了すると発表した。アクトビラが同日に仕様変更を行ない、これにレコーダ側が対応できないことを終了の理由としている。

アクトビラのサービスが提供終了となるソニーのレコーダ。左が「BDZ-A950」、右が「BDZ-A750」

 なお、アクトビラのサービスは継続されるため、他の対応テレビなどでは引き続き利用可能。ソニーは、今回の仕様変更に合わせて、液晶テレビBRAVIAとBDレコーダの一部機種においてソフトウェアアップデートを実施。対象機種は後述する。

 5月6日以降にBDZ-A950/A750でアクトビラを選択すると、画面にエラーメッセージが表示された後、白い画面になる。同日からはユーザー側で解約手続きを含む全ての機能が使えなくなり、アクトビラが退会手続きを行なう。

 BDZ-A950/A750のユーザーが4月24日までに購入した月額商品は、解約処理を4月にアクトビラが行なうため、5月以降は課金が発生しない。なお、4月30日23時59分までは視聴できる。

 また、月額商品を4月25日~4月30日までに購入して5月も継続利用している場合、または、5月1日~5月6日までに新規月額購入した場合は、5月の利用分については、アクトビラが月額契約の解約処理と返金処理を行なう。

 5月6日以降にレンタル期間が発生している単品・パック商品の返金については、アクトビラが5月に返金処理を実施する。

 なお、アクトビラ対応テレビで各社の動画サービスを視聴可能にする「マイチャンネル」サービスはアクトビラとの契約ではないため、解約や返金の対象外となる。

BRAVIAやBDレコーダのアップデートも

 5月6日のアクトビラ仕様変更に伴い、ソニーのBD/HDD搭載BRAVIAや、BDレコーダのソフトウェアアップデートを実施。放送波またはUSBメモリ経由でアップデートが行なえる。

 なお、対象機種で5月6日のアクトビラ仕様変更までにアップデートを適用しなかった場合は、アクトビラのサービスが使用できない。

アップデート対象機種

BRAVIA
KDL-32HX65R、KDL-40HX65R、KDL-46HX65R、KDL-40HX80R
KDL-46HX80R、KDL-55HX80R、KDL-26EX30R、KDL-32EX30R
BDレコーダ
BDZ-ET2200、BDZ-ET1200、BDZ-EW1200、BDZ-EW520、BDZ-E520
BDZ-ET2100、BDZ-ET1100、BDZ-EW1100、BDZ-EW510、BDZ-E510
BDZ-EX3000、BDZ-ET2000、BDZ-ET1000
BDZ-EW2000、BDZ-EW1000、BDZ-EW500、BDZ-E500
BDZ-AX2700T、BDZ-AT970T、BDZ-AT770T、BDZ-AT950W、BDZ-AT750W
BDZ-AT350S、BDZ-SKP75

(中林暁)